キャッシュの重要性
2020.10.23

株式会社AWARDの渡邉です。

わたしたちが普段持っている中で最も安全な資産の一つが現預金でしょう。インフレなどで目減りこそしますが、額面でお金が減ることはまずありませんし、使いたいときにすぐに利用できる流動性も兼ね備えています。

本日は現預金、つまりキャッシュを手元に置いておくことの重要性について改めて書かせていただきたいと思います。

年初来高値と年初来安値


2020年は株式市場が大きく荒れた年でした。日経平均株価とニューヨークダウの年初来高値を見てみると、

日経平均株価:2万4,115円95銭(1月17日)

ニューヨークダウ:2万9,568ドル57セント(2月12日)

をつけていました。しかし、その後に新型コロナウイルスの影響で株価は暴落。それぞれの株価指数は、

日経平均株価:1万6,958円19銭(3月19日)

※高値から29.7%下落

ニューヨークダウ:1万8,213ドル65セント(3月23日)

※高値から38.4%下落

となりました。そして暴落したあとに、急激に株価が回復したのは市場に参加している方の多くがご存知のところでしょう。

チャンスに機動的に動く


こうした暴落のタイミングでキャッシュが手元にある方は株式を購入するチャンスがあったことになります。仮に最安値になったところで、日経平均株価やニューヨークダウを購入して今まで保有していたとしましょう。すると、10月22日時点の株価指数の終値は、

日経平均株価:2万3,474円27銭

ニューヨークダウ:2万8,363円66銭

まで回復していますから、

日経平均株価が+38.4%、ニューヨークダウが+55.7%になっていることになります。株価暴落のときにキャッシュを持っているというのは、これくらい大きなリターンを得るチャンスがあるという良い例なのではないでしょうか。

大統領選で株価は荒れる?


10月も後半に差し掛かり、11月3日の大統領選が近づいてきました。世界一の経済大国である米国のリーダーを決める大統領選は、政治経済に大きな影響を及ぼします。共和党で現職のトランプ氏が再選するにしても、民主党のバイデン氏が新たな大統領になるにしても、株式市場は一時的に荒れる可能性が高いでしょう。

こうした市場が荒れるときは、投資をしている人にとってはチャンスになり得ます。投資を目一杯なさっている方は、今の時期は少しキャッシュの比率を高める意識を持っても良いかもしれませんね。


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