ウェルスナビ上場
2020.10.18

株式会社AWARDの渡邉です。

ロボットアドバイザー、通称ロボアドの最大手であるウェルスナビが年内にも上場するとのことです。ウェルスナビの取り組みと、現時点での個人的な考え方について本日は書かせていただきたいと思います。

企業価値は500~600億円


ウェルスナビは年齢・年収・運用目的などの顧客情報をもとに、世界中のETFに自動で分散投資をしてくれるロボアドの最大手となります。2010年4月に設立されており、直近の口座数は約34万口座となり、預かり資産残高は3000億円を超えるとのことです。

ロボアドのライバルとしては、他にTHEOや楽ラップなどがありますが、今のところ預り資産額としてはウェルスナビが圧倒しているようです。

ウェルスナビを利用するメリット


ウェルスナビを利用することで実現できるのは、

①資産運用プロセスの自動化

②約50ヵ国の約11,000銘柄への分散投資

③現代ポートフォリオ理論の実践

④長期・積立・分散の実践

⑤米国の優良ETFへの投資

などです。特に③に関しては1990年にノーベル賞も受賞している理論であり、最も合理的に近い投資が簡単に行えるという点でとても優れていると言えます。

ウェルスナビが自分のリスク許容度に応じて、どのように資産を分散するのかというのを見るだけでも価値はありそうです。

ネックは手数料


しかし、わたし自身はロボアドへの投資は一切行っておりません。それはウェルスナビについても同様です。なぜロボアドへの投資を行っていないかというと、そこで支払う手数料が高いと感じてしまうからです。ウェルスナビを通して投資を行うと、購入するETFの手数料の他に、

年間1%

の手数料がかかります。リスク許容度に応じた最適なポートフォリオを作るのは確かに合理的なのですが、現在では低リスク資産である債券の期待リターンが非常に低迷しています。例えば直近における米国債10年ものの利回りは、0.745 %です。ここからウェルスナビの手数料を引けば、得られるリターンはマイナスになってしまいますよね。

こうして考えると結局手数料を支払ってもリターンが得られる投資対象は株式に偏ってきますし、株式だけでポートフォリオを組むのであれば、自身で株式のETFを組み合わせるので十分に感じてしまうのです。

といっても、初めて資産運用をする、という方にとってはウェルスナビの仕組みは心強いものでしょう。上場してウェルスナビがどう発展していくのかはチェックしていきたいと思います。

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