世界の通貨シェア
2020.10.8

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんはご自身の資産をどの通貨で持っていますか?大部分の資産を日本円で持っているという方が多いと思いますが、日本円は世界の中で見るとそこまで取引量の多い通貨ではありません。

本日は世界の通貨別のシェアについてご紹介していきたいと思います。

1日に700兆円が動く


国際決済銀行(BIS)が3年毎に世界の為替取引量についての調査をしており、その結果を公表しています。最新のものですと2019年の4月に公表されているのですが、そこでの1日あたりの取引量は6.6兆ドルでした。

当時の米ドルの平均為替レートは111.64円でしたので、日本円に換算すると1日平均で737兆円もの取引があったことになります。日本の株式市場における1日の取引量が2~3兆円程度なのを考えると、為替市場、つまり通貨の売買がされる市場がいかに巨大かを感じていただけるのではないでしょうか。

通貨毎のシェア


為替の取引というのは米ドルと日本円、米ドルとユーロといったように2つの通貨ペアの組み合わせで行われます。そこで全体を200%(100%にそこで使われる通貨ペアの2種類をかけている)として上位通貨のシェアを見ていくと、

1位 米ドル 88.3%

2位 ユーロ 32.3%

3位 日本円 16.8%

4位 英ポンド 12.8%

5位 豪ドル 6.8%

となっていました。日本円は世界で3位にはつけていますが、それでも米ドルに比べると5分の1程度の取引量しかない通貨ということになります。

資産の安定のために外貨も


わたしたちは多くの資産を日本円で持っていますが、世界の中ではそこまでシェアの大きくない通貨です。資産に外貨を取り入れることは、円高や円安の影響を小さくし、資産価値の安定を図る上で重要と言えます。

個人的には投資信託や株式や債券なども含めて50%程度の資産を外貨で持つのは悪くない選択肢と思います。今後の世の中で円高になるか円安になるかは誰にもわかりませんが、外貨を50%持っていれば資産価値が大きく変動するのは防ぐことができます。

いきなり資産の半分を外貨にするというのが怖いという方もいらっしゃるでしょうから、そういった方はまず外貨の資産を持つということに挑戦してみると良いでしょう。その外貨の資産が将来自分を助けてくれる可能性もあるかもしれません。

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