米国株急落
2020.9.22

株式会社AWARDの渡邉です。

日本では連休でも世界では平日である昨日と今日。そんな中で世界の株式市場は下落方向に動いています。

NYダウは一時900ドル安


21日のNYダウは下げ幅が一時、900ドルを超えました。投資家のリスク回避姿勢が強まり、外国為替市場では円高が進行しています。一時1ドル=104円をつける場面がありましたが、これは3月以来の半年ぶりの高値となります。

こうした下落の要因となっているのは何なのでしょうか?

・欧州では新型コロナの感染拡大ペースが速まっていること

・米銀を使った巨額のマネーロンダリングの疑惑

・動画アプリ「TikTok」を巡る米中対立の激化

・米議会での経済対策の妥結の遅れ

などが主な要因でしょう。特に最後の経済対策の遅れはかなり大きなインパクトを市場に対して与えています。

大統領選を控え議論は進まず


米議会での経済対策の遅れは大統領選を控えての共和党と民主党の対立が原因となります。

前週に下院の超党派グループが1兆5千億ドル(157兆円)規模の経済対策を行う妥協案を示し、トランプ氏も支持する考えを示したのですが、民主党を率いるペロシ下院議長が18日に従来の主張通り2兆2千億ドル規模にこだわる姿勢をみせ、米株式相場は下げ幅が一段と拡大しました。

株安は経済対策の早期妥結を促す市場からのメッセージというように捉えることもできるでしょう。このまま経済対策の妥結がされないことになれば、米国の経済の回復は半年程度遅れるのではという声もあり、市場は経済対策が妥結しないシナリオを考え始めたようです。

明日は日本株の下落に注意


世界中の株価が下落していますが、日本の市場は開いていないので、連休中分の下落が明日一度に起こることになります。本日の米国の相場なども見た上で下落が続くようだと、明日は大きい動きがあると考えられますので注意したいところです。

祝日であっても世界の市場は動いていることを意識していきたいですね。

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