数字か人か権威か
2020.9.20

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんはなにか金融商品を購入しようとするとき、何を基準に選びますか?この基準は人によって本当に様々で、主な価値観として数字・人・権威あたりが挙げられるかと思います。

では、これらのうちどれを重視するのが良いのでしょうか?本日はそんなことについて書かせていただきます。

裏切りにくい数字


まずは数字についてです。金融商品を選ぶときには数字を最重要視するという方がいらっしゃいます。最も合理的なものを求める、というように言い換えても良いのではないでしょうか。金融商品は損か得かが数字によってかなり見えます。特に不動産、投資信託などは対象の良し悪しがいくつかの数字を見るだけでほぼ判断できてしまいます。

例えば不動産の場合は、類似物件の過去の売買履歴、投資信託であれば類似の商品の手数料などですね。こうしたところに着眼点を置くのはとても合理的です。

しかし、数字だけで判断することの危うさというものもあります。例えば事業投資などは過去に良い成績を出していたからといって良い成績が続くわけではありません。株式も過去に上昇してきたから今後も上昇するというわけではありません。数字も間違った使い方をしてしまうと、道を誤る可能性は増えるでしょう。

人を重視する方


金融商品を選ぶ際に最も多いかもと感じるのは、人を重視する方です。この人が言ったから大丈夫、いつもお世話になっている方から紹介してもらったから商品を購入した、というような場合は人を重視していると言えるでしょう。

人を重視するのは幸福度の観点からすると悪くないかもしれませんが、その対象となる人がいくつかの条件を満たしているかは気にしておくべきです。

特に大事なのは『知識のレベル』『倫理観』『自分との相性』です。アドバイスを受ける方のレベルが高くなければ質の低いアドバイスを受け入れてしまうことになりますし、倫理観がない方のアドバイスを受けると相手の利になる商品ばかりを勧められるかもしれません。そして、良い方だったとしても自分との相性が悪ければ長く付き合っていくのが辛くなる可能性があります。

人を重視する場合には、これらの点を満たしている相手なのかを意識していただくのが良いのではないでしょうか。

権威重視は意外と怖い


そして最後に権威を重視する方です。大手の会社だから信用する、というのはそれにあたりますね。これに関しては気持ちはわかるのですが、気をつけなければ損をしてしまう可能性は高まるように思います。

銀行も保険会社も証券会社も、大手であるということは利益をあげる強い仕組みがあるということです。銀行の窓販で販売される金融商品、大手保険会社が販売している保険、大手証券会社がお勧めしてくる証券、どれも手数料がしっかり乗っています。権威に振り回されて言いなりになることで、大きくお金を減らしてしまう方は良くお見掛けします。

法的な安心感は抜群ですが、こと有利な金融商品を扱っているかというと点においては吟味の必要がありそうです。

バランス良く評価する


これらを踏まえると、数字・人・権威はバランス良く評価するのが良いかと思います。どれを重視するにしても一長一短はありますので、それぞれの視点から総合的に判断するのをお勧めいたします。

特に人や権威を重視している方というのは、数字の部分を全く見ていないという方がいらっしゃるので、そこは組み合わせていただきたいと思います。数字で見れば人や権威が正しいのかはある程度判断できます。ぜひ意識してみてください。

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