トータルリターンとは?
2020.9.9

株式会社AWARDの渡邉です。

投資商品を選ぶときに皆さんはなにを気にしますか?値上がり益でしょうか。それとも配当の利回りでしょうか。人によって基準はそれぞれだと思いますが、一つ知っておいていただきたいのが、収益を総合的に見るという考え方です。本日はトータルリターンの考え方についてご紹介します。

キャピタルゲインとインカムゲイン


投資による収益の得方としてはキャピタルゲインとインカムゲインがあります。キャピタルゲインとは投資商品に投資をした際に得られる値上がり益のことであり、インカムゲインというのは投資商品から定期的に得られる収入のような利益のことを指します。

不動産で考えると、2,000万円の物件を購入して2,500万円で売却できたときの+500万円はキャピタルゲインで、2,000万円の物件を貸すことによって入ってくる月々10万円の家賃はインカムゲインというイメージです。

合わせて考えると


こうしたキャピタルゲインとインカムゲインを足し合わせた収益を投資額で割ったものがトータルリターンです。特に良く使われるのは投資信託などですね。投資信託の場合も値上がり益と分配金で得られる利益がありますが、その片方だけに注目してしまうと実際の収益を上手く把握することができなくなります。

分配金で毎月お金をもらっているつもりでいたのに、実際には元本が大きく目減りしてしまうなんてこともままあるのです。そのため、純粋にその投資によって過去どのくらいのリターンが得られたかというのは、2つを足し合わせたトータルリターンで考えるのが良いと言えるでしょう。ネット証券などではトータルリターンから商品を検索することなども可能です。

トータルリターン1位の投信


ちなみにこうしたトータルリターンが、過去3年間にSBI証券で最も良かったものを抽出したところ、

日興-グローバル・フィンテック株式ファンド

というものが出てきました。3年間のトータルリターンは年率換算で+30.98%とのことです。1年あたりで30%以上の成長を続けているというのは、素晴らしい成績ですよね。ここ3年間ほどはフィンテック関連の株式が非常に調子が良かった、という傾向も知ることができます。ちなみに2位は、

One-企業価値成長小型株ファンド

3位は、

三菱UFJ国際-サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)

といった結果でした。最近どのようなテーマが市場で注目されているかなどを知る上でも参考になるのではないでしょうか。

ぜひ、キャピタルゲインとインカムゲインを合わせたトータルリターンという考え方も知っておいていただければと思います。

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