膨らみ続ける時価総額
2020.9.2

株式会社AWARDの渡邉です。

世界の株式市場の時価総額はいったいいくらくらいあると思いますか?自由に売買できる上場企業の時価総額ということになりますが、この大きさは株式市場の規模を表すものでもあり、長期投資が成功する前提であるならば時価総額は拡大し続ける必要があります。

8月末の時価総額過去最高に


世界全体で見たとき、2020年8月末は月末ベースで史上最高の株式市場の時価総額を達成したとのことです。その額は89兆ドルで、日本円にすると9,400兆円ほどの価値となります。もうすぐ1京円というなかなか見ることのできないお金の単位を見ることができそうなくらいまで、株式市場は大きくなっているということですね。

ちなみに過去最高だったのは、2019年12月末で新型コロナウイルスの影響を受ける前のことでした。現在は中国、米国、ドイツなどがその時の時価総額を超えているようです。

特に中国は新型コロナウイルスの影響を早期に抑え込むことに成功したとされ、時価総額の落ち込みが小さかったようです。この8月末での時価総額は8.7兆ドルと昨年末より約4割増えています。ちなみに中国で過去に時価総額のピークをつけたのは2015年のことでしたから、5年ぶりに時価総額が史上最高になっていることになります。

出遅れる日本


ちなみに日本の株式市場の時価総額は昨年末に比べてまだ4%減の6.1兆ドルとなっています。過去のピークは米中の貿易摩擦が本格化する前の18年1月末のことだったのですが、その頃と比べても時価総額は1割弱低い状態になっています。米国、中国、ドイツなどと比べると、出遅れ感があるのが現在の日本株です。

日本の大型株は自動車や電機など景気の影響を受けやすい株式が多いです。米国や中国ではIT株などが市場を牽引しているのもあり、その勢いにはついていけてない様相となっています。

といってもそれを悲観することはありません。昨日ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイが日本の株式を初めて購入したということをご紹介しましたが、出遅れているのであれば逆に今でも買える水準にある、ということも可能です。景気は循環することを前提とすれば、新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきて日本株が元気になるタイミングもあるのではと思います。

時価総額は今後も増え続ける


世界の株式市場の時価総額は今後も増え続けることが予想されます。世界中の中央銀行が金融緩和によって豊富なお金を提供している状態にあるため、株式市場にはお金が向かいやすい環境下にあります。この金融緩和が落ち着くまでは、市場が拡大していく大きな流れは変わらないでしょう。

株式投資の大きな魅力は、投資をしておけばジワジワとその価値が上がっていくことが多い点にあります。それは世界中の株式市場の時価総額が過去最高を更新し続けていることからもお分かりいただけるのではないでしょうか。自然とお金が増えていく場所に、お金を置いておくのはごく自然なことです。怖がり過ぎずに株式市場と向き合っていただける方が増えると良いな、と思っております。

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