安倍首相辞任後の株価
2020.8.30

株式会社AWARDの渡邉です。

昨日は安倍首相が辞意を表明したことを取りあげさせていただきましたが、投資家の方をはじめとして今後の日本経済がどう進んでいくのかは気になるところなのではないでしょうか。

現時点でわたし自身が予想していることについて、こちらのコラムではお伝えさせていただきたいと思います。

相場は不確実性を嫌う


まずお伝えしたいのは、相場は不確実性を嫌うということです。何が起こるかわからない、という状況のときに株価は下がっていく傾向があります。一例としては、新型コロナウイルスによって最も株価が下がったのは、緊急事態宣言が発令されたり、感染者が最大になったときではなく、3月に世界中がパニックに陥ったタイミングでした。

今回安倍首相の辞意がニュースで報道された瞬間に株価は急落しましたが、その後は落ち着きを取り戻しています。辞意の発表はサプライズでしたが、退陣が確定となればそれは首相が変わるという確実なニュースなため、株価が下がり続けることはなかったのです。ただし、しばらくは次の首相が誰かわからない状況が続くため、やや不安定な相場になる可能性は高いでしょう。

政権を担う政党は変わらない


また、大事なのは首相が変わると言っても、政権を担うのは自民党のまま変わらないということです。首相は国のトップでとても存在感がありますが、実際のところ政策などは自民党のものとして打ち出されています。そのため、安倍首相から次の首相に変わっても急に政策が変更になるということはありません。

新型コロナ対策、経済対策などは今まで行われてきた政策が踏襲されることになるため、急な政策変更で日本に混乱が起きるということはないでしょう。そこは安心して良い部分かと思います。

外国の影響


どちらかというと気にしておきたいのは、日本の国外で起きている出来事です。日本の経済対策は変わらなかったとしても、日本以外の国の動きで日本の株式相場も大きな影響を受けます。日本で自民党の総裁選が行われ、次の首相が決まるのは9月になりそうですが、米国では11月3日に大統領選が行われます。

米国の大統領選では共和党のトランプ氏が勝つか、民主党のバイデン氏が勝つかで、政権を担う政党が変わります。バイデン氏が勝てば政権が交代するということになりますから、米国の行う政策は多いに変更され、世界中に影響を与えることでしょう。

まとめますと、不安定な相場になる可能性はあれども政策は変わらないので心配しすぎる必要はないこと、日本国外の方が相場に影響を及ぼしやすいこと、を押さえていただければ良いのではないでしょうか。一つの考え方として参考にしていただければと思います。

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