ローリスクハイリターン
2020.8.21

株式会社AWARDの渡邉です。

ローリスクハイリターンの商品があったら、あなたは投資をしたいと思いますか?自分だったらぜひ投資したい、という方は多いのではないかと思います。しかし、実はローリスクハイリターンの商品というのは、公開されている市場には存在しないのです。

なぜローリスクハイリターンな商品は公開されている市場には存在しないのか、そしてローリスクハイリターンと思われる商品に投資するときはどんなことに注意すれば良いのか、そんなことをご紹介したいと思います。

価格は常に調整される


ローリスクハイリターンの商品が公開されている市場に存在しない理由は、

『価格は常に調整されるから』

ということに尽きます。現在ローリスクハイリターンと考えられる商品が公開されている市場に存在するとしましょう。すると、その商品は誰しもが購入したい商品となるため、現在の価格が上昇します。現在の価格が上がるということは、元の状態よりも割高な状態になってしまうわけです。

現在の価格が上がり割高な状態になれば、当然のように将来期待されるリターンは下がります。すると、ローリスクハイリターンだった商品は、ローリスクローリターンの商品にすぐ変わってしまうわけです。

情報が公開されていない市場


上記のことをふまえると、誰しもがそのローリスクハイリターンな商品を認識できる市場では、ローリスクハイリターンな商品というのは存在できないことになります。となると、ローリスクハイリターンな商品というのは、情報が公開されていない場でしか存在できません。

情報が公開されていない市場にある商品となると、例えばここだけの話といって友達から聞く商品ですとか、未公開株といったものが当てはまることになります。こうした言葉を聞いて皆さんはどう感じられますか?情報が公開されていない市場というのは、情報が不均衡であることで詐欺の温床にもなりやすいのです。

ここだけの話といった商品や、未公開株の中には確かにローリスクハイリターンなものも存在するでしょう。しかし、それを個人の力で見分けるのは不可能に近いといっても良いと思われます。そして、情報が不均衡な状態で聞く話に魅力を感じる方がいらっしゃるのも事実で、そこは詐欺をしたい人間のターゲットになりやすいとも言えます。ローリスクハイリターンを求めるのは、実はこうした怖さがあるのです。

自身の許容できるリスクは?


投資を行う上で考えたい重要な事項の一つが、自身の許容できるリスクというのはどのくらいか、ということです。投資にはリスクがつきものですから、負えるリスクを明確にしてその範囲内でリターンを最大化するというのが、良いアプローチなのではないでしょうか。

負えるリスクを明確にせずにローリスクハイリターンの商品を追い求めた結果、手に入れた商品はお金をすべて失うものだった、なんてこともあり得なくはありません。まずは公開された市場で適切なリスクリターンのバランスで存在している商品をベースに投資を勧めていくことをお勧めさせていただきたいと思います。

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