Apple 2兆ドル突破
2020.8.20

株式会社AWARDの渡邉です。

iPhone、iPadのAppleが時価総額2兆ドルを突破しました。これは米国企業としては初の快挙となります。

本日はAppleの株価の歴史について触れてみたいと思います。

上場は1980年12月


Appleが上場したのは、1980年12月のことでした。ここで一株22ドルという価格で460万株を公開しており、多額の資金を調達することに成功しています。当時で言うと1956年に上場したフォード・モーター以来の多額の資金調達に成功した事例となったそうです。そこで調達した額は17億7800万ドルとのことですから、当時の為替レートである1ドル=103.1円というレートで計算すると1,833億円相当になります。かなりの金額ですよね。

とはいえ現在のAppleの株価は2兆ドル、つまり20,000億ドルですから、現在のレートで日本円換算すると2,120,000億円(212兆円)ということになります。調達した額からみても、企業価値の向上はとんでもない倍率となります。

繰り返された株式分割


現在、GoogleでAppleの株価を検索すると、1980年12月当時の株価は0.51ドルと表示されます。上場時の株価が22ドルですから、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。これはAppleの株価があまりにも成長してきたため、4回の株式分割が行われてきた経緯を知ると納得できるできるでしょう。ちなみに8月末にもAppleは5回目となる1対4の株式分割を予定しております。現在の株価は1株あたり460ドルほどになっていますが、株式分割後には1株115ドルほどで購入できるようになることでしょう。

株式分割のメリットは1株あたりの価格が小さくなり、資金量の少ない投資家でも購入がしやすくなることです。これによって株主の裾野が広がります。現在米国では少額から株式投資を始める個人投資家が増えており、株式ブームが起きています。そのような投資家層の取り込みも狙っているのでしょう。

Googleで表示される1980年の株価が0.51ドル、そして現在の株価が460ドル前後ですから、この40年間でAppleの株価は900倍ほどになったことが分かります。当時22ドルでApple株を1株だけ手に入れていたとしたら、今頃その株の価値は20,000ドルほどになっているということですね。株式投資というのがいかに夢のある投資がお分かりいただけるのではないでしょうか。

Apple社の今後は


カリスマ創業者であったスティーブ・ジョブズ氏の死から約9年。その後もAppleは成長を続けています。2011年10月のジョブズ氏の死後で見てもAppleの株価は8倍以上になっています。これはAppleという企業にいる人材の底力や、培ってきたプラットフォーマーとしての地位がいかに強固かを示すものでしょう。

とはいえ、ずっとAppleが最強の企業であり続けるということは恐らくありません。株価の成長率で言うとAmazonの方がスピードが速いのもあり、どこかで他企業に時価総額で逆転されるタイミングは来るのではないかと思います。

過去には原油企業がずっと勝ち続けると言われた時代もありましたし、ITの分野ではIBMが最強であり続けると言われた時代もありました。しかし、現在そうはなっていません。とはいえ、企業の入れ替わりはありつつも、世界中に米国の企業の強さが示される時代はまだ続きそうですね。Appleの株価の歴史を追うことで、そんなことを感じました。

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