低リスクの運用とは
2020.8.19

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんはリスクという言葉をどう捉えているでしょうか?できれば避けたいもの、と考える方が多いのではないでしょうか。実際のところ資産運用に関するご相談に乗っている際に、低リスクでの運用を検討したいとおっしゃる方は多くいらっしゃいます。

本日は低リスクでの運用ということについて考えてみましょう。

価格変動リスクが小さいのは?


まず代表的なリスクを挙げるとするならば、価格変動リスクでしょうか。株式などは購入した後に、かなり大きく価格が変動することになります。これは価格変動リスクがある、ということを意味します。

こうした価格変動リスクがない、もしくは小さい代表的な商品と言えば、現預金と債券となります。現預金を1000万円持っていたとしたら、誰かに盗まれるようなことがなければ、来年もその額面は1000万円以上(預金の場合はすこしだけ金利もつく)あります。債券の場合は、国が保証する国債、会社が保証する社債がありますが、どちらも基本的に額面は変わりません。そのため価格変動リスクはない、もしくは小さくなります。

信用リスクが小さいのは?


もう一つ、大事なリスクは信用リスクです。これは投資先がなくなってしまうようなリスクのことを指します。投資先が倒産したりなくなったりしてしまった際には投資の成果を受け取ることはできないのに加え、元々投資していた資金さえも失うことになります。

信用リスクが限りなく小さいのは国、銀行、そして次に大企業、と言えるでしょうか。銀行が潰れにくい仕組みになっていることを考慮すると、預金は信用リスクが低いと言えます。また、たくさんの企業の株式を集めた投資信託なども、それ自体は限りなくなくなる可能性が小さい商品です。

つまり、信用リスクの小さい商品というと、国債や預金、投資信託といった破綻してなくなるといったことが限りなく起きにくい商品が挙げられることになるでしょう。

全くリスクを取りたくない場合


こうして考えると、価格変動リスクと信用リスクの両方が小さい商品というと、

・国債

・預金

といったものになることが分かります。となると、期待されるリターンも非常に小さくなってしまいますよね。国債だったら年間0.05%程度、預金だったら年間0.001%程度が現在の水準になります。

つまり低リスクでリターンが十分に得られるような商品というのは、現在の世の中ではめったに存在しない、ということになります。リターンというのは一定のリスクを負うことで得られるものなのです。

誰かに資産運用について相談するときには、低リスクというのがどのくらいの安全性を示すのか、数字で示していただけるとニーズに合った提案を受けられるのではないかと思います。例えば1年間に許容できる最大の損失額をお教えいただけると、私はとてもご提案をしやすくなります。ぜひ参考になさってみてください。

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