日経平均株価の構成は?
2020.6.10

株式会社AWARDの渡邉です。

日本を代表する株価の指標と言われると、皆さんはなにを思いつくでしょうか。この問いに対して多くの方が答えるのは日経平均株価かと思います。色々なところで耳にする日経平均株価ですか、実はかなり偏りのある指標でもあります。本日は日経平均株価の中身について見ていきましょう。

日経平均株価とは


日経平均株価は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つです。単に日経平均や日経225と呼ばれることもあります。東京証券取引所が第二次世界大戦敗戦後再開した1949年5月16日時点での採用銘柄の単純平均株価176円21銭からスタートした歴史のある指標となります。

また、こちらの指標は日本経済新聞社が作成している民間発の株価指標で、現在は東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしています。民間が作っている指標であるというのは知らなかった方も多いのではないでしょうか。

実は偏っている構成率


日経平均株価は225社の株価から算出されているので、1社あたりの構成比率は1%未満くらいに抑えられているようなイメ―ジを持つ方は多いかと思います。しかし、実際にはかなり偏りがある指数で、上位の構成銘柄と構成比率を見てみると下記のようになります。

ファーストリテイリング:10.28%

ソフトバンクグループ:5.02%

東京エレクトロン:3.67%

ファナック:3.26%

KDDI:3.03%

(2020年6月9日時点)

これら上位5社を合計すると25.26%となり、なんと日経平均の25%程度を占めていることになります。全部で225社ですから、構成銘柄数の比率でいったら2%ほどですが、その2%の銘柄が全体の4分の1を左右していることになります。

入替があるのが強み


こうした偏りがあることが日経平均株価の弱みだとするならば、強みは採用銘柄の入れ替えがある点でしょうか。日経平均株価に採用されている銘柄はしばしば入替が行われており、上場廃止になった銘柄や東証2部へと降格になった銘柄が除かれ、勢いのある企業が新たに採用されます。そのため、常に勢いのある会社に投資ができる、といった見方もできるかと思います。

日経平均株価に連動している投資信託を買っている方は多いと思いますが、自分が投資しているものは知っておいた方が良いですよね。実は購入金額の10%はユニクロのファーストリテイリングに投資しているということを把握しておくと、また投資に対する意識が変わってくるのではないでしょうか。

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