適正な投資額
2020.6.9

株式会社AWARDの渡邉です。

投資をするにあたって、適正な投資額というのはいくらなのでしょうか。投資にはリスクがつきものですから、適正な投資額を間違えると大きなダメージを負うことにもなり兼ねません。本日は適正な投資額について考えてみたいと思います。

米国の例


世界で最も経済的に成功しており、国民が資産を殖やすことに成功している国というと米国が挙げられるでしょう。長い間世界一の経済大国の地位を譲っていませんし、株価はずっと右肩上がりです。

そんな米国の家計の金融資産構成は適正な投資額を考える上で参考になるのではないでしょうか。日銀の統計局が出している2019年3月末のデータによると、米国の家計の金融資産構成は、

現金・預金:12.9%

債務証券:6.5%

投資信託:12.0%

株式等:34.3%

保険・年金・提携保証:31.7%

その他:2.7%

となっています。ここで見ると現金・預金の少なさが目立ちますね。日本の場合は53.3%が現金預金となっていますが、米国ですと12.9%しかありません。現金・預金以外はお金を殖やしたり守ったりする運用が行われていると考えると、米国では非常に効率的に家計の資金が活用されていると考えることができます。

手元に置いておくべき金額は


このような米国のスタイルは積極的にお金を殖やしていきたいという方にとって学ぶべきところが多いかと思います。ただし、手元に残しておくべき金額というのは人によって異なるので、そこは考えておくようにしましょう。

一般的には手元に現預金として残しておくべき金額は、月々の生活費の3~6ヶ月分と言われています。万が一会社を辞める必要が出たときに失業保険がでるまでの期間の生活費や、緊急の出費に備えるお金として手元に置いておくべき金額となります。また、これに加えて5年以内に確実に使うことが分かっているお金も現金・預金で手元に置いておくのが好ましいでしょう。確実に使うお金が運用を行うことで目減りしてしまっては勿体ないですよね。

基本的にはリスク資産が有利


必要な金額を現金・預金で手元に確保したら、残りの資産はリスク資産に振り分けても良いでしょう。株式のようなリスク資産は将来的に価値が変動する分、リスクプレミアムというリスクを負ったことによるリターンが得られるように価格が決定されています。確実に殖えるわけではないからこそ、将来得られるであろうお金から換算して割安な価格が現在ついているということですね。

このリスクプレミアムを取りに行くのが長期の資産運用であると言い換えることもできるでしょう。基本的にお金はリスクがないところに置いておくよりも、リスクのあるところに置いておく方が増えるようにできています。この性質を上手に使っていくことをお勧めします。

カテゴリーから記事を探す