NISAのロールオーバー
2020.5.28

株式会社AWARDの渡邉です。

NISA(ニーサ)とは、2014年1月からスタートした「少額投資非課税制度」の愛称となります。NISA口座内で取得した上場株式や株式投資信託等については、配当金・分配金・譲渡益が5年間非課税となるとても有利な制度です。

こちらの制度も当初からやっている方の中にはすでに5年間を経過した方もいらっしゃいます。5年経過後は何をすれば良いかについて本日はご紹介させていただきます。

NISAの特徴


NISAの特徴としては配当金・分配金・譲渡益が5年間非課税となる以外には、

・投資可能額は年間120万円まで(以前は100万円まででした)

・20歳以上で日本に居住している方が利用可能

・1人1口座のみ保有できる

といったものがあります。

例えば100万円を2015年にNISA口座内で投資していて、2020年現在200万円になっているとしましょう。NISA口座外で投資している場合でしたら、100万円の利益が出ている状態ですので約20万円の税金がかかります。しかし、NISA口座内で投資をしていた場合、この税金はかからないということになります。

ロールオーバーとは


ロールオーバーとは、5年間続けてきたNISA口座での投資を、そのまま次の年のNISA枠を使って継続できるという制度です。仮に上記の例で200万円になっている投資商品があったとしても、売却せずにそのままロールオーバーすることで、また5年間非課税口座内で運用をすることができます。

本来NISA口座で新規に投資ができるのは年間120万円までですが、ロールオーバーの場合はそれ以上の金額であっても非課税口座を引き継ぐことができます。ロールオーバーせずに1回売却してしまった場合、同じ商品を次の年のNISA口座で購入したとしても120万円までしか購入できませんので、投資を継続したい場合にはロールオーバーはお勧めな制度です。

減っている場合は?


では投資したお金が減っている場合はロールオーバーはするべきなのでしょうか?例えば投資したお金が100万円から80万円に減っていた場合、ロールオーバーはした方が良いのでしょうか?

こちらはどちらでも良いかもしれません。一度残っている投資商品を売却してから来年の枠内で同じ商品を購入したとしても、手数料を除いて同じ効果を得ることができるからです。逆に言えば継続して保有しておきたい商品であるならば、ロールオーバーしても良いかと思います。

ロールオーバーが制度として整ったことで、NISA口座を利用した長期投資はよりやりやすくなりました。有利な制度ですから、長く保有しても良いという商品がありましたら、ぜひ利用してみてください。

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