私の財産告白
2020.5.18

株式会社AWARDの渡邉です。

本多静六さんという方が書いた『私の財産告白』という本をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。人生哲学、資産運用、財産を築くための方法がかかれている名著として知られているのですが、Amazonでとてもお手頃な価格で購入できたので、昨日買って読んでみました。

4分の1天引き貯金


本多清六さんは、今から150年以上前に生まれた方で、この私の財産告白という本も1950年という今から70年も前に書かれた本になります。しかし、その中身としては現在でも通用する財産を築くための方法が書かれています。

この本の中で最も有名なのが、4分の1天引き貯蓄でしょう。財産を築くためには貯蓄をすることが何よりも大事であるということを説いており、その金額を手取りの4分の1として書いてあります。そしてこれは誰しもが実践できる方法であるとも伝えています。手取りの4分の1ということは、現代で考えると、手取り20万円の方は5万円を、手取り30万円の方は7.5万円を貯蓄にまわすということになります。

またこれは定期的な収入に関してであって、この本の中では臨時的な収入についてはその全てを貯蓄に回すべき、ともしています。つまり、貯蓄できる金額というのが、誰であっても定期的な収入の4分の1、臨時の収入の全て、ということになります。先にその金額を天引きして貯めて、残ったお金の範囲内で生活を送ることを守っていく、これが今よりも将来良くなるために大切であると説いています。

投資先は土地と株


またこうして4分の1天引き貯金をするだけでは本多静六さんはそこまでのお金持ちにはなっていなかったと考えられます。彼が多くの富を手に入れるきっかけとなったのは、土地と株式への投資です。貯めたお金を元手にして、当時非常に安い価格で売られていた山林の土地を買い進めていったことと、鉄道の株式を買い進めていったことが後々大きな財を得ることに繋がりました。

ちなみにこれらの投資を実行したのは、彼の師にあたるドイツの経済学者の教えに基づいたものだったとのことです。現在に置き換えて考えてみても、倹約して貯蓄を行い、それを不動産や株式の投資に充てるというのは、財産を築く非常に有効な方法です。しかし、100年以上前からこうした考え方は不変であるとするならば、今から投資をしていこうと考えている方にとっては心強いことなのではないでしょうか。

貯蓄&投資はいつも不変


この本が教えてくれているのは、貯蓄&投資というのは、いつの時代でも財産を築くための不変的な方法であるということだと感じました。70年前に出版されている本ですので、文章は読みづらいところもあると思いますが、それも含めて当時の状況を感じることができるというのも価値の一つであると思います。

また、実際に財を手に入れてからの本多静六さんの行動に関しても、学ぶべきところがあるように思います。晩年にはほとんどすべての財産を寄付するなどしたことも書かれているのですが、なぜそういった考え方に至ったのかというところも興味深いですよね。価値がある上に非常に廉価ですので、ぜひ皆さんもご一読してみてはいかがでしょうか。

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