リスクと標準偏差
2020.5.13

株式会社AWARDの渡邉です。

株式投資や投資信託などを購入する際に『リスク』と言われるのは一体なんなのでしょうか。本日は『リスク』の正体についてご紹介させていただきたいと思います。

リスクの種類


リスクと言われるものにはいくつか種類があります。

価格変動リスク

流動性リスク

信用リスク

などがそれにあたります。これらの中で株式や投資信託のリスクとして指すことが多いのは価格変動リスクになります。この価格変動リスク、というのは上下に対する振れ幅のことになります。

標準偏差=リスクの大きさ


このリスクの大きさを示すのが、標準偏差です。株式の個別銘柄の場合、投資する際に示されていることはあまりないのですが、投資信託の場合は大抵の場合で算出され示されています。

この標準偏差が大きければ大きいほど、その投資対象は成績が上下にブレやすいということになります。ちなみに同じ投資対象が二つあったとして、リターンは同じで標準偏差に差があったとしたら、一般的には標準偏差が小さい方が良い等投資対象として見なされます。上下のブレが少ない方が資産が安定して増えやすいからです。

そして、この標準偏差というのは、投資対象の値動きの大きさを示すわけですから、トレードを行う場合には利益の源泉になるものでもあります。安く買って高く売る、というのは投資で基本であるとも言われますが、値動きが激しい方がそうしたトレードをした際の利幅は大きくなります。

利益の源泉


実は対象の平均的なリターンを得るといった投資と、トレードによる投資は利益の源泉が違うということも知っておくと良いでしょう。日々売買を繰り返す株式投資を行う場合、利益の源泉のほとんどは値動きによるものなので、標準偏差が大きく価格変動が大きい方が利益が得られやすくなります。

一方で長期的に投資対象を保有して、じわじわとお金が殖えていくのを待つ、というの方は投資対象が潜在的に持っている成長力を利益の源泉として考えているわけです。

一口に同じ投資といっても、トレードをする人と、長期投資をする人では考え方が全く異なっているということですね。そのあたりについても理解した上で、投資を俯瞰的に見ていくことができると、何が自分に向いているかがわかってくるのではと思います。

カテゴリーから記事を探す