世界一の投資会社、巨額赤字
2020.5.4

株式会社AWARDの渡邉です。

ウォーレン・バフェット氏と言えば、投資の世界では知らぬ人のいない世界一成功した投資家です。世界長者番付の常連であり、過去にはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏を上回る世界一位の資産額を誇っていたときもあります。

しかし、そんなバフェット氏の投資会社であるバークシャー・ハサウェイが巨額の赤字を出したというニュースが入ってきました。本日はこのニュースについて取りあげてみたいと思います。

何%の損失か?


今回バークシャー・ハサウェイが発表した決算によると、会社が保有している株式の評価額が、

2019年末:2480億ドル
(約26.5兆円)

だったのが、

2020年3月末:1807億ドル
(約19.3兆円)

にまで目減りしたとのことです。バークシャー・ハサウェイの保有している代表的な株式は、アップル、バンク・オブ・アメリカ、コカ・コーラなどです。

パーセンテージで見ると、27.1%ほど保有している株式の評価額が減額していることになります。この状況をどう見れば良いのでしょうか。

保有している現金等に注目


さて、巨額な赤字を出したバークシャー・ハサウェイですが、大量のキャッシュを保有している会社でもあります。20年3月末の現金・同等物の総額は1370億ドル。そもそも手元に多額のキャッシュを保持してチャンスがあれば投資に動ける体制を維持している状態でした。ちなみにこの現金等を含めて考えると、2019年末から2020年3月末にかけてのバークシャー・ハサウェイの保有する資産の目減り額は18.5%となりました。

S&P500などを見ると、同期間での損失は19.8%ほどのマイナスとなっています。極端にバフェット氏の会社がダメという訳ではないでしょう。むしろ豊富なキャッシュを使って、どのタイミングで買いに向かっていくのかに注目したい場面かと思います。

一喜一憂しない


バフェット氏は米国株に対する強気の姿勢を変えていません。2001年9月の米同時多発テロ、2008年の金融危機など数々の困難を米国が克服した歴史を引き合いに出し、中長期的には米国が成長し続けると株主総会にて述べています。むしろ米国株への投資について「決して米国の成長に逆らうような賭けをしてはいけない」とも言っています。

新型コロナによる経済不安はいつまで続くか明確なことは言えませんが、いずれはこの事態も世界は乗り越え、また成長をしていくのではないでしょうか。そもそも未来を信じられない人は投資はやるべきではないとも言えるかと思います。短期的な損失に一喜一憂せずにチャンスに備える姿勢を世界一の投資家から学んでいきたいものです。

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