投資はギャンブル?
2020.5.1

株式会社AWARDの渡邉です。

投資はギャンブルのようなものだと思っている方は一定数いらっしゃるようです。日本証券業協会の調査によると、株を買わない理由として「ギャンブルのようなもの」という理由を挙げる方が23.3%に上るそうです。本日は「投資」と「ギャンブル」の違いについて改めてご紹介させていただきたいと思います。

プラスサム、ゼロサム、マイナスサム


投資とギャンブルの違いとして最も大きいのは、お金を投じる対象がプラスサムなのかマイナスサムなのか、でしょう。

プラスサムとはリターンの期待値がプラスになること、そしてマイナスサムとはリターンの期待値がマイナスとなることを表します。またリターンの期待値がプラスでもマイナスでもない場合はゼロサムと言います。

基本的に株式や不動産への投資というのは、長く続けているとプラスのリターンが得られます。つまり、これらの投資はプラスサムです。一方で、パチンコや競艇や宝くじや競馬などは、お金を投じると出た結果のすべての合計はマイナスになる仕組みになっています。つまりマイナスサムですね。胴元が存在し多くの部分を収益としてとっているギャンブルは、基本的に繰り返しているとマイナスになるのです。

FXや先物、短期投資は?


さて、投資と言われるものの中でも、すべてがプラスサムな訳ではありません。FXや先物のトレードはゼロサム(厳密に言うとマイナスサム)となります。

これらの投資は現在市場にあるお金を他の参加者と奪い合うことになります。誰かが損をすれば誰かが得をしているという状態になりますので、ゼロサムです。さらに言えば、こうしたトレードの際には少額ながら証券会社が手数料を取っている場合が多いです。つまり、トレードを繰り返すと手数料がかさんでいきますので、正確に言えばこれらの投資は少しだけマイナスサムと言えるかと思います。

投資の中でも市場参加者全員が勝てる可能性があるプラスサムのものは、株式や不動産の長期投資であると覚えておくと良いでしょう。

基本はプラスサムの投資を


ギャンブルというのは短期ですぐに結果が出るのが魅力です。マイナスサムではありますが、楽しみを得るためのものだと考えれば完全に否定できるものではありません。

しかし、将来のお金の不安を解消するためには、プラスサムの株式や不動産を活用するのがお勧めです。自身の保有するお金の中で、多くの部分はプラスサムのものへと投じることをお勧めしたいと思います。

ただし、プラスサムの対象であっても、価格変動などのリスクは存在します。それらについても十分に考慮した上で、投資額を決定していけると良いのではないでしょうか。

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