1年前から上昇している業種は?
2020.4.23

株式会社AWARDです。

株式会社は特定の業種に分類されます。例えばトヨタ自動車であれば『自動車』、東京電力であれば『電力』といった具合です。現在新型コロナウイルスの影響で全体的な株価は低調ですが、そんな中でも1年前と比べて上昇している業種がいくつかあります。本日はその上位3業種をご紹介させていただきたいと思います。

1年前から1番上昇しているのは?


1年前と比較して最も上昇している業種は、『精密機器』になります。前年からの上昇率は13.50%と10%以上の上昇になっています。いったいどんな銘柄が含まれるかというと、

・HOYA

・テルモ

・オリンパス

などです。この3社に共通するのは、どこも医療機器を取り扱っているということですね。現在医療現場は新型コロナウイルスの対応に追われています。人工呼吸器や人工心肺装置ECMOの話題などがメディアに出るのを良くみかけますが、そうした機器を作っているのが精密機器という業種に含まれる会社です。そうしたこともあり株価が上昇しているのでしょう。

2番目、3番目は?


2番目に上昇している業種はガスです。12.37%の上昇を見せており、こちらも10%以上の上昇です。

・東京瓦斯

・大阪瓦斯

・東邦瓦斯

などが時価総額上位の銘柄です。これらの会社は原油価格の下落によって、原料費が下がり利益が上げやすくなる会社になります。現在のような原油価格が低迷する相場は、プラスに働きやすいということなのでしょう。

3番目は医薬品です。こちらは6.73%の上昇ですね。代表的な銘柄は、

・中外製薬

・武田薬品工業

・第一三共

などが含まれています。こうした事態でも医薬品のニーズはあまり減らないため、業績が左右されにくいところがあります。武田薬品などは新型コロナウイルスのハイリスク患者さんの治療に向けた血漿分画製剤の開発などにも取り組んでいます。

企業を業種で見る


このように業種別の株価の騰落率を見ると、どの業種が元気なのか調べることができます。ちなみに個別株を購入するときには、同じ業種の株式ばかりを買うと業種のリスクをまとめて負うことになりますので、ある程度保有する銘柄の業種を分散させるという意識は大事かもしれませんね。

自分が良く知る業種にまとめて投資するという傾向が個人投資家の場合は出やすいと思いますが、業種の分散についても考えてみてはいかがでしょうか。

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