ハイイールド債とは?
2020.4.20

株式会社AWARDです。

米国のFRB(米連邦準備理事会)が3月から行っている市場への資金供給策の一つが、ハイイールド債の購入になります。こちらのハイイールド債はわたしたちもファンドなどを通じて購入することができます。本日はハイイールド債とはどういったものなのかについてご紹介させていただきたいと思います。

ハイイールド債の意味


ハイイールド債は、英語でみるとhigh yield bond。high=高い、yield=金利、bond=債券となりますので、高金利の債券、という意味となります。ではこうした高い金利の債券というのはどこが発行しているのでしょうか。こちらは国債のように国が発行しているわけではなく、格付けの低い会社が発行しています。日本ではあまり社債の発行というものに馴染みがないかもしれませんが、米国などでは会社が社債を発行して資金調達するというのは良く行われています。

ちなみに格付けというのは、格付け機関が企業の安全性や財務体質などを評価してつけています。代表的な格付け機関としては、S&P社やムーディーズ社があります。こうした格付け機関が行なう格付けで、ダブルB以下として分類された債券がハイイールド債になります。

高い金利が魅力だが


ハイイールド債は、投資をする立場としては高い金利が魅力的な商品です。米国の取引所における米ハイイールド債の金利は、3月下旬には10%を大きく超える数字になっていました。今現在でも8%弱の金利となっています。このような高い金利を受け取れるのであれば、なかなか魅力的な投資対象に思えるのではないでしょうか。

しかし、こうした高い金利が得られるのには理由があります。それは企業が倒産してしまって元本割れをするリスクが高いということです。格付け機関が低格付けをつけているわけですから、景気の悪化時などには債券を発行している会社が倒産する可能性があります。高い金利の裏には高いリスクが潜んでいるということですね。投資対象としてはすこし玄人向けと言えるかもしれません。

ハイイールド債に投資するには


ハイイールド債に投資する際にお勧めなのは、ETFを通した投資です。ハイイールド債のETFの場合は、1社の債券ではなく多数の会社の債券が組み込まれているため、企業の倒産リスクが分散されます。1社が倒産したとしても全体に与える影響は小さいため、リスクを抑えた上で高い金利を享受できる投資対象になります。

とはいえ、今のような先行き不透明な中ではリスクの高い投資対象であることは間違いありません。投資をする際にはご自身のリスク許容度も十分に考慮していただければと思います。

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