コンコルド効果とは
2020.4.14

株式会社AWARDです。

コンコルド効果という言葉を聞いたことはありますか?こちらは埋没費用(サンクコスト)効果の別名になります。意味としては、すでにこれ以上お金や時間を注ぎ込んでも無駄になることがわかっているのに、それまでの投資を考えると勿体ないと思ってそこへの投資をやめられない心理状態のことを指します。

名前の由来は


コンコルド効果の名前の由来は、フランスとイギリスが共同開発して1969年に初飛行をした超音速旅客機となります。コンコルドは開発当初から旅客定員の少なさや燃料の問題があり、採算が取れないと言われていました。しかし、そのまま開発を続けられ、大きな費用と時間が投じられて、就航がはじまります。その結果、開発会社は莫大な赤字を出して倒産してしました。こうした商業的な失敗をもとに、引き返せなくなるこうした心理をコンコルド効果と言うようになったのです。

ギャンブルでも恋愛でも


こうしたコンコルド効果は様々な人間の行動に見ることができます。例えばギャンブルです。パチンコ屋さんに行って5,000円を注ぎ込んでも全く当たりがでなかったとします。冷静であればここでやめるという判断が出来ると思うのですが、ここでやめたら5000円すべてが無駄になると考えて、さらにつぎ込んでしまうケースなどはまさにコンコルド効果によって心理状態が左右されている状態と言えます。仮想通貨やFXなどで大きな損をしているときに、さらにお金を突ぎ込んでしまう心理も近いですね。

恋愛などでも同様にコンコルド効果はあると言えます。例えば冷静に考えればもう別れた方が良い、という相手がいるとします。しかし、すでに長い時間を過ごしてきており、相手へとお金もかけてきた。だから今までに投資したお金や時間や形成してきた人間関係が惜しいと思って別れられない、というケースです。現在の状況を見て判断するのが本来は良さそうですが、人は過去に投資したお金や時間にとらわれてしまうのです。これも正にコンコルド効果と言えるでしょう。

常に現在の状況から判断する


コンコルド効果によって判断を誤らないようにするためには、常に今の状況を見るのが大切です。過去にあったことは過去のこと。正しい判断には今どうか、と今後どうなるか、というのが最重要なのです。

こうした心理効果があることを知っているだけでも、今自分はコンコルド効果を受けているな、とふと気付ける瞬間があるかと思います。ぜひ気付いたときには、今を見つめて正しい判断をくだすことを意識してみてはいかがでしょうか。

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