分散投資の大切さ
2020.3.31

株式会社AWARDです。

卵を一つのカゴに盛るな、というのは投資の世界で良く出てくる言葉です。分散投資の心得について説いている言葉となりますが、なぜ投資は分散して行うことが大切なのでしょうか。本日は分散投資をする意味について書いていきたいと思います。

完璧な投資先はあるのか?


分散投資というのは、手元にある資金をいくつかの投資対象にわけて投資するということを意味します。とは言っても手元の資金量がすくないときに、いくつもの投資対象に分散して投資するというのはなかなか難しいのではないでしょうか。ついつい投資を始めたばかりの方は良さそうな投資対象があると、手元のお金を一度に投入してしまいがちです。

しかし、分散投資を意識せずに投資を始めるのは結構危ないことだったりします。良い例が東京電力やJALの株式です。過去超優良銘柄と呼ばれていた東京電力やJALですが、それぞれ一括投資をしていた方に大きなダメージを与えたことがある銘柄です。東京電力は東日本大震災のときの原発の事故で、株価が暴落しましたし、JALは2010年2月に一度上場廃止となっておりその時の株主が持っていた株券は紙切れになりました。

東京電力もJALもそうした事象が起きるまでは優良銘柄と見なされていました。しかし、一括投資をしていた方は多大な損失を被ったわけです。どんなに良い投資対象だと思っても100%安全ということはないという良い例でしょう。

分散投資はリターンを上げるわけではない


投資のことを考える際にはリターンばかりに注目しがちですが、リスクを下げることを同時に意識するべきです。分散投資というのは、リターンを上げる方法ではなく、まさにリスクを下げるところで役に立つ方法なのです。こちらは株式投資において学術的に証明されている内容で、投資する対象を多くすれば多くするほど、リスクと言われる投資成績のバラツキは小さくすることができます。

最近ではインデックス投資という市場全体に投資する投資信託がもてはやされていますが、こうしたマーケットに幅広く投資する方法は最良の投資方法の一つとして確立されているものなのです。なぜマーケット全体に投資するのが最良かと言えば、リターンが特別高いのではなく、リスクが個別の株式に投資するよりも小さいから、というのが理由となります。その辺りも理解した上でインデックス投資に取り組めていると、長く続けやすいかもしれませんね。

ただし、リターンを追求するのであれば、分散投資ではなく集中投資をするというのも面白いです。実際に世の中で特別な成果を上げている投資家というのは有望な投資先に集中投資をしているものです。ご自身のスタンスや投資に求めるもの次第で、分散投資と集中投資どちらが向いているかは変わってくるかもしれませんね。

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