金とビットコイン
2020.3.28

株式会社AWARDです。

新型コロナウイルスの影響で様々な資産の価値が落ちましたが、そんな中で輝きを放ったのが金(ゴールド)でした。一方でデジタルゴールドと呼ばれるビットコインの価格は大幅に下落しています。明暗の差を分けたのはなんだったのでしょうか。

不況や危機に強い金


元々金というのは不況や危機に強いという性質を持っています。なぜならば、

・世界中で古くから価値があるとされてきた金属

・世界中の政府も資産として保有している

・物質的に非常に安定で価値が損なわれにくい

・宝飾品としても工業製品としても利用される

・投資信託、ETF等からの需要も大きい

といった様々な特徴を持っており、各国が発行している通貨の安全性が疑われたり、今後大きな不況が訪れると予想されるときでも、世界中の人が価値ある資産として信用しています。

実際に今年の頭には1gあたり6,000円以下だった金の価格は現在1gあたり6,300~6,400円にまで上昇しています。

ビットコインは


一方でビットコインはどうでしょうか。発行量が限られていること、だんだんとマイニング(採掘)が難しくなることなどからデジタルゴールドと呼ばれることもあるビットコインですが、今回の新型コロナウイルスに伴う世界の経済不安に対しては非常にもろいものがありました。今年の頭には1ビットコインあたり78万円ほどでしたが、一時期50万円前後にまで下落。今は72万円ほどになっています。

実際のところ金に近い特徴はいくつかあるのですが、その価格形成は株式の上昇などで増えた資金が流れることで行われている部分が多いようで、株式が急落した際には買われるよりも売られることが多いようです。株式の急落時には世界中の資産が大きく消失することになります。そのような際には手元に現金を持ちたい方が増えるのでビットコインも売られてしまうのでしょう。

安全資産としての軍配は


安全な資産、というとまず思いつくものとしては現預金です。しかし、現預金も世界中の政府の信頼性が揺らげば価値が損なわれる可能性があります。そんなときは現金以外の安全資産も持っていくと良いと思うのですが、今のところ金は優秀な候補と言えそうですね。ビットコインもそこに加われるか、という期待がされている資産ではありますが、今のところまだそこまでは至っていないようです。

ただし、金を購入するタイミングとしてはどちらかというと価格が下落している局面の方が好ましいです。今は多くの方が不安を抱えて金を購入していることが考えられますので、割高で購入してしまうことになります。安全資産を持ちたい場合にも、購入タイミングについては気をつけたいところです。

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