NYダウまたも過去最大の下げ
2020.3.13

株式会社AWARDです。

世界中がパニックに陥り始めました。昨晩のNYダウは2352ドル安となり、先日記録した1日での最大の下落幅を更新しました。また、米国以外の市場でも株式市場は揺れに揺れています。

ブラックマンデー以来の下げ


昨晩のNYダウは過去最大の下落幅となりましたが、下落率で見てもリーマン・ショック時のを上回り、ブラックマンデー以来の大きさとなりました。

2020年3月12日
-2352.60ドル(-9.99%)

2008年10月15日
-733.08ドル(-7.87%)

1987年10月19日
-508ドル(-22.61%)

今回の下落でも先日に引き続き、ニューヨーク証券取引所はサーキット・ブレーカーを発動して15分間取引を停止しています。2月12日に付けていた史上最高値からの下落幅は8300ドル(28%)超に達しています。

高値からの下げ幅で見ると


では高値からの下げ幅でいうと今回の下落率はどの程度のものなのでしょうか。下落相場が始まる前の高値と下落の底とで比較するとどのようになるかを見てみました。

コロナショック(仮称)
29568.57ドル(2020年2月)
⇒21200.62ドル(2020年3月)
-28.3%

チャイナショック
18351.36ドル(2015年5月)
⇒15370.33ドル(2015年8月)
-16.2%

リーマンショック
14198.10ドル(2007年10月)
⇒6469.95ドル(2009年4月)
-54.4%

ITバブルの崩壊
11750.28ドル(2000年1月)
⇒7197.49ドル(2002年10月31日)
-38.7%

といった感じになります。あともう少し下がるとITバブルの崩壊時の下落率を超えてくる感じになります。ここ10年で最大の下落率をわたしたちは今まさに体験しているようです。

今後の展望は?


今回の下げは、トランプ大統領が米国からの欧州への出入国を30日間禁じるという措置が大きく影響をしています。また俳優のトム・ハンクスと妻で女優のリタ・ウィルソンが新型コロナウイルスに感染したことが公表されたことなどが市場心理を揺さぶったようです。著名人の感染などは心理的に与える影響は大きそうですよね。

しかし、心理以上に怖いのはやはり経済の流れがストップすることです。米国と欧州の人の出入りがなくなるというのは、経済が停滞する十分な理由になり得ます。新型コロナウイルスという未知の脅威との闘いの様相を呈してきましたので、各国で感染の拡大に目途がつかない限り市場心理は回復しない可能性が高まってきました。

株式市場にとっては買い場であると言っても良いと思われますが、こうした状況ですので上向く展望はまだまだ見られません。状況が改善するタイミングを待って買い増しをするなどが現時点では賢い選択かもしれませんね。

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