FIREの実現に必要な資産額
2020.3.2

株式会社AWARDです。

昨日は米国で広まってきているFIRE(Financial Independence Retire Early)という考え方についてご紹介しました。ご覧になっていない方は下記にリンクを貼ってあります。

米国で広まるFIRE

こちらの記事に関しては反響もいくつかいただきまして、皆さん関心が高いところのようでした。本日は実際にFIREを実現するために必要な資産額について考えてみたいと思います。

4%ルールから逆算すると


FIREとは資産から得られる収入で生活を成り立たせることで実現させることができます。そして、資産から得られる収入は、年間4%を目指すという『4%ルール』があることを前回の記事ではご紹介させていただきました。

それでは持家を持っていて毎月の生活費が15万円である、という方の場合で必要な資産額を逆算してみましょう。毎月の生活費が15万円ですから、1年間の12ヶ月を掛けると180万円になります。これを4%で割れば必要な資産額が出てきますので、

180万円÷4%=4,500万円

と4500万円を投資にまわすことが出来ればFIREは現実のものとなることが計算できます。比較的目指しやすい金額だと言えるのではないでしょうか。

仮に共働きで月々20万円が貯蓄できているというご家庭であれば、19年ほどで貯めることができる金額です。4%の運用利回りが得られると仮定するのであれば、14年でこの金額には到達できます。

ただし、実際には投資収入に対しても20%の税金がかかる(株式等の利益の場合)ことは考慮した方が良いでしょう。

生活費が高い方の場合


それでは月々の支出が50万円はかかっている、というご家庭の場合はどうでしょうか。月々50万円の支出ということは、年間の生活費は600万円ということになります。FIREに必要な資産額は、

600万円÷4%=1億5,000万円

となり、かなりハードルは上がります。前回の記事で言うところの肥満型FIREということになるでしょうか。月々の支出が多い方ほど、FIREのを実現の難易度は高いことが分かります。このあたりの肌感覚は、金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバート・キヨサキ氏が考案したキャッシュフロー・ゲームでも学ぶことができます。

無理に目指す必要はないが


FIREは支出を削れば削るほど実現の難易度は下がります。とはいえ、支出を削るということが人生の質を落としてしまうこともあるはずです。豊な人生を送るために必ずしもFIREのような方向性を目指す必要はありません。

とはいっても自由な時間が手に入るFIREが魅力的に感じる方も多いから、米国でも大きなムーブメントになっているのでしょう。FIREの実現は上記のように簡単な計算式でかかる時間やどの程度の努力が必要なのか算出することができます。こうした方向性を目指していきたいという方は、自分の例に当てはめて計算してみていただければと思います。

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