ひふみ投信、現金比率上昇
2020.2.26

株式会社AWARDです。

レオス・キャピタルワークスという会社が運用している『ひふみ投信』をご存知でしょうか。日本でも有数の規模の投資信託であり、設定以来高い運用成績を出してきたことでも有名です。そんなひふみ投信が、新型コロナウイルスの拡がりに対して大きな動きを起こしました。

ひふみ投信とは?


ひふみ投信はアクティブ投信と呼ばれる、市場平均以上の成績を目指す投資信託になっています。運営会社であるレオス・キャピタルワークスはいくつかのファンドを運用していますが、ひふみシリーズは純資産の総額で7,000億円を超える非常に大きな規模の投資信託になっています。

昨今は市場平均に連動した動きをするインデックス投信がもてはやされているのもあり、アクティブ投信は全く見たことがなかったという方もいらっしゃるかと思いますが、ひふみ投信は2008年10月の設定以来4.7倍になっている優良な投資信託です。運用の最高責任者は藤野英人さんという方であり、投資に関する哲学の本などもたくさん出してらっしゃる方になります。

現金比率が30%に


そんなひふみ投信ですが、この度現金の比率を30%弱にまで高めたことが発表されました。資産規模の大きなひふみ投信ですから、その額はなんと2,000億円にものぼります。

通常、投資信託というのはルール上あまり現金比率を高めることはできないことになっています。例えば日経平均株価やTOPIXに連動するような投資信託は当然100%株式に連動する値動きをさせなければならないため、100%株式を保有することになります。

ひふみ投信は運用上のルールとして50%まで現金比率を高められるようになっています。今回は新型コロナウイルスの影響で市場全体で大きな下落が起こることを見越して現金比率を高めたとのことです。実際にここ2日間連続で米国市場は大きく下落しており、日本市場でも株価は大きく下落しています。現金比率を高めたひふみ投信の判断は英断と言えるかもしれません。

今後の動きにも注目


なお、ひふみ投信の最高経営責任者である藤野英人さんは、基本的な方向性としては買いを目指しているとのことです。パニックのような下げ相場がくれば、そこで買いたい銘柄もピックアップしているとのことですので、どのような銘柄が選定されていくのかも興味深いところです。

アクティブ運用ならではの自由な運用が、どういった結果となって表れるのか注目されます。ご自身で株式投資をなさっている方にとっても参考になる動きなのではないでしょうか。

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