分散投資の価値
2020.1.19

株式会社AWARDです。

様々なところで聞く分散投資という言葉ですが、本質的にはどのような意味があるのでしょうか。本日は分散投資の価値についてご紹介していきたいと思います。

リスクを固めない


分散投資の本質はリスクを固めないというところになります。投資におけるリスクはいくつかありますが、特に分散投資が効果を発揮するのは価格変動のリスクです。

例えば単一の株式に投資するのと、複数の株式銘柄に投資するのでは、どちらの方がリスクが高いと思いますか?同じ額を投資するのであれば、株式に投資しているのは同じですので、リスクはあまり変わらないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際には複数の銘柄に投資を行うことで価格変動の幅は小さくなることが知られています。これはノーベル賞も取った『現代ポートフォリオ理論』によって証明されているのです。投資信託などはたくさんの株式銘柄を含んでいることが多いため、それだけで単一の株式よりは価格変動リスクが小さくなっているのですね。

信用リスクの分散


さて、分散投資は価格変動リスクを低減させてくれますが、投資のリスクに関して言えば他にも信用リスクなども存在しています。

信用リスクというのは投資先が破綻するリスクというように言い換えることができます。例えば日本国債を購入している場合、日本という国が破綻したらそれはなくなってしまうお金ですし、ソフトバンク社債を購入していた場合、ソフトバンクになにかあればその社債は価値がないものになるかもしれません。

こうした信用リスクに備える上でも分散投資は有効です。『卵を一つのカゴに盛るな』とは投資の世界では良く聞く格言です。一つの投資先にお金を投入していると、その投資先がダメになってしまうと全てのお金を失うが、複数の投資先にお金を分けて投資していると一つの投資先がダメになっても他のところは守られるということを表しています。この格言は分散投資によって信用リスクを低減させることを表していると言えるでしょう。

分散投資のデメリット?


さて、ここまで分散投資の価値についてお伝えしてきましたが、分散投資に対するデメリットもお伝えしておきましょう。

『分散投資は、リスクヘッジではなく「無知に対するヘッジだ」』

これは著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏の言葉です。分散投資をすることはリスクを低減させるのですが、その一方で大きな成果を上げづらくなるものでもあります。一つの大きな成果を上げる投資先に集中投資した方が、他の凡庸な成果しか出さない投資先にも分散投資するよりリターンが大きくなるのは当然のことですよね。

しかし、実際にはわたしたちが大きな成果を出す投資先を事前に見抜くのはかなり難易度が高いものです。投資におけるリターンが下がる可能性はありますが、まずは分散投資を先に抑えていただきたいところです。攻めと守りのバランスを意識しながら投資に取り組んでいただければと思います。

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