銀行が消える日 ② 【経済】
2016.5.15

株式会社AWARDの渡邉です。前回は 銀行が消える日 というテーマで、マイナス金利や運用環境の悪化で苦しんでいる銀行の経営についてと、過去に破綻した銀行について紹介させて頂きました。本日はそんな銀行が『必要なくなる』といった人物の発言に焦点を当てていきたいと思います。

さてその人物の発言とは、『銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる』というものでした。では誰がこのような発言をしたのか。それは世界長者番付1位であるマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏です。1994年にビル・ゲイツ氏がインテュイットという企業に投資をした際にこういった発言をなさったとのことでした。インテュイットは当時はベンチャー企業でしたが、現在では世界最大手の会計ソフト企業へと成長しています。インテュイットのような会計・金融分野の企業が発展することにより、銀行の機能に代わるものが開発されていくのではないかという意図があったのではないでしょうか。

それから22年。世界ではどのような変化が起きているのでしょう。現在金融機関を脅かす可能性のあるものとして登場してきているのが『フィンテック』です。その名の通り、金融(ファイナンス)とIT(テクノロジー)を組み合わせたサービスの総称となっています。ちょっとイメージが湧きにくいかもしれませんが、ITの進化により身の回りでも様々な変化が起こり私たちもその恩恵を受けています。とくに身近なものとしては決済関連ではないでしょうか。PayPalはクレジット番号を知らせずに決済が可能ですし、コミュニケーションツールとして多くの方が使用しているLINEでもLINE Payといった決済システムが搭載され友だちへの気軽な送金などが出来るようになっています。

ここまでは、まだ銀行の業務を直接脅かすものであるとまでは言い切れませんが、融資・資産運用といった分野でも新しいサービスが次々と登場しつつあります。これらのサービスが進化していけば本当に銀行の存在意義も変わっていくのかもしれません。次回はフィンテックの中でも融資・資産運用に関してどのようなサービスが出てきているのか紹介させて頂きます。

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