今年上昇した株式
2019.12.19

株式会社AWARDです。

今年は世界的に株価が伸びた年でした。昨年末には米国の利上げや、米中の貿易戦争の激化に伴う大きな株価の下落があり、市場的には厳しい状態でした。今年の年末はそれとは対照的に株価が高い状態で迎えることになりそうです。

上昇率のTOP3


そんな中でも特に今年株価が大きく上昇した銘柄はどんなところがあるのでしょうか。2019年に株価が上昇したTOP3の銘柄を見て、成長している企業の特徴を考えてみましょう。横のカッコ内は証券コード、下の数字は1月4日の始値と12月18日の終値となります。

1位 アイル(3854)
492円⇒2,105円
4.28倍

2位 アイ・アールジャパンホールディングス(6035)
1,157円⇒4,830円
4.17倍

3位 レーザーテック(6920)
2,702円⇒10,100円
3.74倍

上位3社はどこも3倍以上の株価になっており、日本株の中でも力強く上昇した銘柄もあったことが見て取れます。

それぞれの事業内容は?


では、この3社の事業内容はどのようなものなのでしょうか。

まずアイルは、中堅・中小企業向けの販売在庫管理システムを販売する会社です。実店舗とネットショップを総合的に管理するシステムを開発し販売しています。時価総額は527億円ほどの会社となっています。最近はWEB上での課金型のシステムの売上げが好調のようです。

アイ・アールジャパンホールディングスは、企業向けのIR(企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動)やSR(株主対応や株主へアプローチや企業株主との安定的な信頼関係を築くため様々な活動)に特化したコンサルをやっています。時価総額861億円ほどの企業となります。アクティビストと呼ばれる『モノ言う株主』が活発化しているのに伴い大型の案件の受注が想定を超えていっているようです。

レーザーテックは半導体マスク欠陥検査装置を作る企業です。半導体は様々な電子機器で使われていますが、作動の信頼性を担保する上で必要不可欠な検査装置を作っています。時価総額は4,761億円となっています。最先端の製造ライン向けの装置の納入台数が伸びているのとともに、それに伴う保守サービスも順調に需要が増えているようです。海外売上比率が82%に上ります。

特化している企業は強い


こうして見ると、それぞれの企業が自社に特化した強みを持って市場で大きな評価を得ていることがわかります。特化した事業を持っている企業は強い、ということでしょう。

また、日本は人口が減っており株式市場の未来は暗いと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、上記のように特定の分野に特化している企業はしっかりと伸びています。そんなところに着目すると、日本の株式市場にもまだまだ今後活躍して大きく伸びる企業がたくさん眠っていそうですよね。様々な仮説を立てながら、次に大きく伸びる企業を考えるのも株式投資の楽しみ方と言えそうです。

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