価値と価格
2019.12.9

株式会社AWARDです。

投資をやる上で考えなくてはいけないのが『価値』と『価格』という概念です。世の中の多くの方は、価格を提示されると、それが価値と考えてしまう傾向があります。しかし、わたしたちは日々の生活の中で価値と価格に対するジャッジを無意識で行っているのです。

その価格の価値があるか?


価値と価格の概念を考える上で、分かりやすいのは買い物をするときにその対象がお得と感じるかどうかです。お得に感じる商品というのは、価格に対して価値が高いもの、ということになるでしょう。1,000円のランチなのに美味しくてデザートと食後の珈琲までついてくる、ですとか、カフェでモーニングを頼むとドリンクの値段だけでサラダやパンがついてくる、などはお得感を感じるのではないでしょうか。

わたしたちは過去の経験から、無意識のうちに対象の価値を計っています。そしてついている価格に対して感覚的にお得かどうかを判断しているのです。

経験がない買い物に注意


そのため、わたしたちのお得かどうかを判断するセンサーは、過去の経験がない買い物に対しては働きにくくなります。例えば家を買うときなどです。人生の中で自宅を買うという経験を何度もする方は多くありません。最初で最後のマイホーム購入となる方が多いため、住宅の購入時には適正な価格というのが感覚的につかめていない場合が多く、割高で購入してしまう場合が多くなります。

一方で不動産投資家は、不動産を購入するにあたって大量の物件をお得かどうかを判断しながら見ていきます。そのため、たくさん物件を見て相場観もつかめてくるので、お得でない物件を購入する確率は低下していくのです。

投資の本質


こうしたお得に感じるかどうか、つまり価値と価格に差があるかどうかを判断する感覚は、投資の本質に通じるものがあります。株式の中でも価値に対して価格が割安なものを見つけてそれに投資をしていくという手法があり、バリュー投資と呼ばれる王道の手法となります。世界で最も有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏もバリュー投資で名を成した方になります。

ただし、株式の場合もしっかりと勉強して長く続けていかなければ、買おうとしている対象がお得かどうかのセンサーはなかなか磨かれません。バリュー投資などで株式へとチャレンジしたい方は、しっかりと投資対象の企業のビジネスを調べたり財務状況を調べてお得かどうかを判断する目を養っていくと良いかと思います。

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