資産の置き場所は適切か?
2019.11.14

株式会社AWARDです。

皆さんは毎年お金が5%殖えていく場所と、0.001%しか殖えていかない場所でしたら、どちらにお金を置いておきたいと思いますか?こう言われればほとんどの方は5%殖えていく場所、とお答えになるでしょうが、実際のところは0.001%しか殖えない場所の方が人気があるようです。

株式と普通預金のリターン


上記の例えは、いわゆる株式市場のような場所にお金を置いたときに得られる利回りと、日本の銀行の普通預金にお金を置いた場合に得られる利回りとなります。当然のことながら株式市場にお金を置くことはお金が減るリスクも抱えることになりますが、大手の金融機関によると長期的には平均して5%程度のリターンが得られるのではないか、と予想されています。

さて、それでは日本人は自分たちの資産をどのような割合で保有しているのでしょうか。金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査」(2018年)によると、家計の金融資産の平均保有額は単身世帯744万円、2人以上世帯1,430万円となっています。この内訳を具体的に見てみましょう。

普通預金が半分以上


2人以上世帯のデータから代表的な資産について抜き出してみますと、

金融資産保有額:
1430万円(100%)

預貯金:
784万円(54.8%)

生命保険:
258万円(18.0%)

個人年金保険:
78万円(5.5%)

株式:
128万円(9.0%)

投資信託:
65万円(4.5%)

といった内訳になっています。割合を足して100%にならない部分については、他に損害保険や財形貯蓄などが含まれています。

こうして見ると、5%程度のリターンが期待できる市場に置いてある可能性がある資産は株式と投資信託くらいですから、個人がそうした場所に資産を置いているのは9.0%+4.5%=13.5%に過ぎないということになります。ほとんどの資産をお金が殖えない場所に置いてあるのは非効率にも感じますね。

5%の威力


たかが5%と侮るなかれ。100万円を毎年5%ずつ殖やすことができれば、20年後には265万円になります。30年後であれば432万円40年後には704万円です。もちろんずっと株式市場が5%のリターンが出ると期待される市場であり続けるかは分からないのですが、過去の歴史や将来の予測からすると今は期待しても良い数字なのではと思います。

ぜひお金が殖える場所にしっかりお金を置くことを意識してみましょう。ただし、適切な資産の置き方やなぜ5%程度のリターンが得られると期待できるのかがわかってから投資を行いたいという方は、ぜひご相談いただければと思います。

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