流動性の大切さ
2019.11.13

株式会社AWARDです。

金融商品を購入する際に多くの方が気にするのはリスクやリターンになります。もちろんリスクやリターンがどの程度あって、自身が許容できる範囲に収まっているかなどの判断は非常に重要になります。しかし、それとともにぜひ考えていただきたいのが流動性の観点です。

流動性とは?


経済用語としての流動性は、資産がいかに簡単に交換できるかといった性質のことを指します。現代では貨幣そのものを指すこともありますが、簡単に言えば現金化のしやすさのこと、と捉えておけば良いでしょう。

お金というのは、使いたいときに使えることに価値があります。いかに資産がたくさんあったとしても、住宅購入時の頭金やお子さんの教育費など、使いたいタイミングで使えない資産だったとしたらその価値は低くなってしまいますよね。ですから、他の条件が同じであれば一般的に流動性の高い商品の方が価値も高いと考えられます。

流動性の高い商品と低い商品


流動性の高い商品にはどのようなものが考えられるでしょうか。概ね1週間以内ほどで価値を減らさずに現金化ができれば流動性の高い商品と言って良いかと思いますが、

・現預金(定期預金も含む)

・株式

・投資信託

あたりが当てはまるでしょう。一方で流動性が悪い商品、もしくは制度で言うと、

・生命保険

・不動産

・確定拠出年金

などが挙げられます。流動性が悪い商品は解約時にペナルティーがあったり、買い手をすぐに見つけることができないものであったり、制度上特定の時期までお金を出せない、といったものがあったりします。特に確定拠出年金などは一度お金を入れたら自身が60歳になるまで一切取り出すことのできないお金になるため、とても注意が必要な制度だとも言えます。

流動性の低い商品はお得?


さて、こうした点だけ考えると資産は流動性の高い商品で固めたいと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、流動性の低い商品はそれだけで不利な条件を抱えているため、他の商品と比べてリスクやリターンに関しては有利なこともあります。確定拠出年金は良い例で、60歳まで一切出せないお金になる代わりに、拠出したお金は所得控除になり、運用益は非課税となり、受け取るときも退職所得控除が適用できるなどとても優遇されています。

流動性が悪い商品をすべて嫌うのではなく、自分が必要とするタイミングで必要とするお金が手元にある状態を作れるように、計画的なお金の置き方を意識してみてください。

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