ESG投資とは?
2019.11.12

株式会社AWARDです。

最近投資の世界で台頭してきている考え方があります。それは『ESG』という考え方。この基準を用いた投資をESG投資と言ったりもします。本日はこちらのESGについてご紹介させていただきます。

ESGとは?


ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取った言葉です。これらの観点が企業の長期的な成長のために重要であるという考え方が世界的に広まってきているのです。最近ではESGに関するデータを開示することを企業に求めている証券取引所も増えてきています。

世界の90の取引所が参加する「持続可能な証券取引所イニシアチブ」によると、ESGに関する報告書の提出を企業に求める取引所は45と半数に上り、上場する際のルールに組み込んでいる取引所も24にのぼるとのことです。

ESG投資はリターンも良い?


さてESG投資というと、環境に優しかったり、社会的に意義のやっている企業であるから、なんとなく評価されるんでしょ?というように思う方もいらっしゃるかもしれません。実際のところ過去には社会や環境を意識した投資はリターンが低く、有効な投資手法ではないと見られるのが普通でした。

しかし、近年ESGの要素を高い水準で満たしている企業はリターンが高く、投資のリスクも小さいという実証研究が大学研究者や金融機関実務者から発表されるようになってきたのです。「サステナビリティ(Sustainability)」という「持続可能性」という概念が普及し、社会や環境を意識した経営戦略は、企業利益や企業価値向上に繋がるというのが当たり前になってきたということですね。

ESGに優れた日本企業


2017年には日本の年金基金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も、第三者評価機関のESG評価に基づく「ESG投資」を始めています。GPIFが採用しているESG評価のうちの1つ「MSCIジャパンESG セレクト・リーダーズ指数」はESGを基準とした企業の格付けをAAA~CCCまでの7段階で発表しています。ちなみに一番良い格付けのAAAを獲得している企業の例としては、

・KDDI

・NTTドコモ

・オムロン

・ダスキン

・住友化学

などが存在しています。こうした企業がESGの観点からはリスクが低く優れた企業というように評価されているということになります。

今後ESGに関する個別の企業の情報はより得やすくなってくる流れになるのではと予想されます。ぜひESGに関する情報がありましたら、投資のリターンにも関係する情報だという意識を持ってチェックしていただければと思います。

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