ビットコイン急騰
2019.10.27

株式会社AWARDです。

昨日はビットコインが一時的に急騰し、1BTC=100万円を突破するときがありました。なぜこのような急騰が起こったのか、関連するニュースをチェックしておきましょう。

23日には暴落も


ビットコインの最近の激しい値動きには主に2つのニュースが関わっていそうです。その2つとは、

・グーグルの発表した「量子優位性」に関する論文

・中国の習近平国家主席のブロックチェーン技術への言及

です。

1つ目の「量子優位性」というのは、量子コンピューターが現在のコンピューターに比べてどれだけ高速化できるかを示すものです。グーグルが10月23日のネイチャー誌に発表した論文によると、スーパーコンピューターでも1万年かかる計算を、量子コンピューターだと200秒ほどで解くことができることが実証されたとのことです。

ビットコインのような暗号通貨は暗号技術によって成立しているため、量子コンピューターのように超高速の計算ができる時代になると簡単に暗号が解かれてしまい成立しなくなる、という考え方があります。そのため、このニュースではビットコインの価格は大きく下落しました。

習近平国家主席の発言


こうしてビットコインの価格が大きく下落しているときに報道されたのが、24日に開かれた中国共産党の勉強会で、ビットコインの根幹技術「ブロックチェーン」に関して習近平国家主席が言及したということでした。

中国では現在ビットコインを始めとする暗号通貨の取引は禁じられています。しかし、ビットコインの根幹を成すブロックチェーン技術については研究に力を入れていき、国際的な発言権とルール制定権を高めたいという考えがあるようです。

この報道のあとから暗号通貨市場全体の市場が大きく上向き始め、一時的にビットコインの価格は80万円台から110万円台まで上昇しました。

価値の確立は未だにされない


ビットコインを始めとする暗号通貨は、適正価格を誰も正確に理解していません。それ自体が利益を生み出すわけでもなければ、どこかの政府が価値を保証しているわけでもないからです。ただし、多くの人が取引に参加することにより、価格形成はなされています。

今回の量子コンピューターや習近平氏の発言に関するニュースも、取引参加者の市場に対する心理に大きく影響を与えたために暗号通貨市場を上下させる結果になりました。今後も暗号通貨の将来が有望であることを示すニュースが流れれば価格は上がり、逆に未来がないと判断されるようなニュースが流れれば価格は下がることになるでしょう。

最近では暗号通貨「Crypto Currency」という呼び方よりも、暗号資産「Crypto Asset」」と呼ばれることも増えていますが、実際に資産の分散先として少し持っておくことは面白いかもしれませんね。

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