預金金利と支出
2019.10.25

株式会社AWARDです。

現在の日本は低金利に慣れすぎてしまっているかもしれません。日々の生活を考える上での、ちょっとした考え方について今回はお伝えしたいと思います。

現在の銀行の金利は?


現在の銀行の預金金利は何%かご存知でしょうか。三菱UFJ銀行のウェブサイトを参考に見てみると、

普通預金金利:0.001%

定期預金金利;0.010%

となっています。ほぼゼロ、ということだけ覚えていて正確な数字は知らなかったという方もいらっしゃるのではと思います。

では例えば100万円を普通預金に預けた場合にもらえる金利は年間いくらでしょうか?計算してみると、

1,000,000円×0.001%=10円

となり、100万円という一般的な感覚ではそれなりに大きな金額を1年間預けておいてもらえる金利はわずか10円ということになります。さらに、銀行の預金金利には20.315%の税金がかかりますから。結果もらえるのは8円になります。

その買い物は金利何年分?


例えば道を歩いていて突然の雨に降られた場合、あなたはどうしますか?近くにコンビニなどがあれば傘を購入する方も多いでしょう。その傘の値段が500円だとすると、上記の100万円預けて得られる金利何円分に相当するでしょうか。

500円÷8円=62.5年

60年以上分の金利に相当することになります。また別の例でいうと、ATMなどで時間外手数料を100円払ってお金をおろす場合、それも100万円預けていてもらえる金利の12.5年分を一度に手数料として支払っていることになります。こうした例で考えると、いかにわたしたちが低金利の時代に生きており、銀行預金によって得られる恩恵が小さくなっているかがおわかりいただけるのではないでしょうか。

リスクを取らない怖さ


また私たちは常にインフレのリスクにさらされています。モノの値段がすこしずつ上がっていく場合、お金の価値は落ちていきます。現在日本のインフレ率は約1%。ここから金利を差し引いた数値の分だけ、わたしたちが銀行に預けているお金の価値は毎年減っていることになります。普通預金の金利は0.001%ですから、

1%-0.001%=0.999%

ほぼ1%ずつ、わたしたちの銀行預金の価値は減っていってしまっているのです。日本人は銀行預金が好きな国民性があります。先進国諸国と比べても、資産における銀行預金比率は高いことが知られています。しかし、このような低金利下だからこそ、そのお金をもっと活きる場所、殖える場所に移動させて置いておくべきなのではないでしょうか。

お金を移動させる先はしっかりと見極める必要はあります。株式、債券、不動産などはその一例に過ぎず、お金を移動できる場所は無数にあり、銀行預金よりはリスクが高いものと考えて良いでしょう。しかし、低金利の環境にどっぷり浸かって慣れていくよりは、積極的にリスクをとってお金を殖やすことを検討していく方が健全な社会と言えるのではとも思います。

お金はどのように扱うのも自由なものです。銀行預金にすべてのお金を置いておいても誰に責められることでもありません。しかし、低金利の環境下に慣れすぎるのは、ちょっと怖いことなのではないでしょうか。

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