株式会社AWARDです。
一般的に借金というのは悪いものだとされることが多いです。誰かからお金を借りると言うことは、金利というコストを払うことにも繋がり結果的にお金を減らしてしまうことが多いからでしょう。しかし、一方で投資の世界では良い借金というものが存在している、というようにも言われます。それでは良い借金というのはどのような借金のことを指すのでしょうか。
良い借金とは
不動産投資をする場合では、ほとんどの方が銀行から借入を起こします。そもそも借入れを起こさなければ不動産投資ができない方の方が多いでしょうから、一つの目的を達成するために銀行からの借入れが積極的に行われる事例の一つになります。こうして借金をして投資をする、つまり自分の持っているお金以上に投資を行うことをレバレッジをかける、というようにも言います。
レバレッジをかけることによって、自分の持っている以上のお金を動かすことができるため、そこから得られるリターンは大きくなります。100万円を運用するよりも、1,000万円を運用した方が、得られるリターンは当然大きなものになるわけです。一方で自分自身が持っている以上のお金を動かすのにはリスクも伴うことになります。
良い借金の条件
では良い借金の条件としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか。
・借入れの金利よりも得られる利回りが高いこと
・確実に返済できること
・借入金利が適正であること
このような条件が挙げられるかと思います。特に重要なのは前者の2点でしょうか。お金を借りることによって、それ以上のリターンが見込めるのであれば、その借金は悪くない借金と言えるでしょう。また借金は確実に返済していかなければ、自分の財産を失うことにもなりかねませんから、確実に返済できる見込みがあることも大切です。
借入金利に関しては、いくつかの条件を比較して自分が著しく不利な条件で借入を起こそうとしてないかについてチェックすると良いのではないでしょうか。
良い借金の具体的な例
こうした条件を満たすものを考えると、
・良く考え抜かれた不動産投資のための借入
・将来を良くするために借りる奨学金
・住宅の購入のための住宅ローン
などは良い借金の可能性が高いです。逆にFX等の不確定要素の高い投資のための借金や、消費のための借金などは上記の条件を満たさない悪い借金と言えるのではないでしょうか。
豊かな人生を送るために、ぜひ良い借金の力を有効に使っていっていただければと思います。