米中貿易一部合意か
2019.10.12

株式会社AWARDです。

台風19号が近づいていますが、皆さん対策はお済みでしょうか。かつてない規模ですとか、60年以上前の狩野川台風に匹敵するですとか、穏やかではない言葉が並んでおりますが、くれぐれも皆さんお気をつけいただければと思います。

さて、日本が台風に対する警戒を強める中、米中貿易協議の一部合意があったという報道がありました。米国では株高が進み、ドル円の為替相場も大幅にドル高円安が進んでいます。

トランプ氏のコメントも


米中貿易戦争と言えば、昨年7月からずっと世界経済にとっての懸念事項でした。米国、中国が関税を掛け合うことで貿易の流れが滞り、消費が低迷することで、他国の経済も下振れしたことになります。

昨日11日は2国間が何らかの合意に達するのではという期待があり、朝方から米国の株式市場では買いが優勢でした。それに加えて、トランプ大統領は『貿易協議で良いことが起きるだろう』とTwitterにてコメントを出し、米国の代表的な株価指標であるダウ平均は一時517ドルも上昇しました。

最終的には、農産品や為替など特定分野で両国が部分的に合意したことが伝えられています。また10月15日に予定していた中国製品への制裁関税の引き上げも先送りされると表明されています。

現在の経済指標


日米のいくつかの経済指標を11日の終値で見てみると、

《ドル円》
 1ドル=108.40円
(前日比+0.99円安)

《日経平均株価》
 21,798.87円
(+246.89円)

《ダウ平均》
 21816.59ドル
(+319.92ドル)

と全体的な傾向として円安、株高が進んでいます。

週明けには日経平均株価も22,000円を超えてきそうです。中国市場も大幅に上昇してくることでしょう。

大統領選に備えて合意が進む?


米国にとっては来年は大統領選のある年になります。中国とできるだけ合意を進め、良い経済状況で大統領選を迎えたいというトランプ氏の思惑もあるのかもしれません。皆さんも投票をする立場であれば、経済状況が良い場合には現政権を支持し、経済状況が悪ければ現政権の交代を望むと思いませんか?政治と経済にも密接な関係はあるのは間違いない事実となります。

ただし、米国は12月15日にすべての中国製品に制裁関税を広げる「第4弾」の関税を予定しています。こちらに関しては延期が明言されていないため、今後検討が進むことになります。米中間の緊張感は緩和されたとは言え、引き続き状況には注意をしていくと良さそうです。

カテゴリーから記事を探す