chatwork上場
2019.9.24

株式会社AWARDです。

ビジネスチャットツールで有名なchatworkが本日上場します。使ったことがある方も多いかもしれませんが、どんな会社かあらためて見てみたいと思います。

和製のビジネスチャットツール


chatworkは和製のビジネスチャットツールです。基本的にはチャットツールなので、LINEなどとも共通する部分があるのですが、好んで使われるのはビジネスの現場になります。機能としては特定の人に対するタスクをチャットのグループ内で指示できたり、グループ内にUPしたデータを長い間保存しておけるといったことことがあります。

また送信後の文書の編集なども可能です。編集の過程を見せることで、情報が変化していく様を共有するといった使い方もできます。また、チャットツールではありますが、ビデオ・音声・画面共有機能などもついており、これを使う作業中のPCの画面を相手と共有したながら仕事を進めるといったことも可能となります。

業績は赤字続きだったが


Chatworkの7月31日現在の従業員数は100名となっており、2018年12月期の通期決算は、売上高約13億円、最終損益は約1億1000万円の赤字となっていました。通期の最終損益はこの5年間、赤字が続いている企業となります。ただし、2019年12月期の第2四半期、つまり4~6月にかけては、経常利益約5600万円、最終利益約4600万円と黒字転換をしたとのことで今後に期待が持てる内容が報告されています。

2019年6月末時点で、利用企業数22万5000社、登録ID数274万7000名、1日あたりのアクティブユーザー数64万2000名となります。そのうち課金ID数は36万4000名とのことですので、アクティブユーザーのうち半数以上が課金ユーザーであることも強みと言えるでしょう。

上場時の条件は?


今回の上場では公開価格は1,600円に決定しました。上場による吸収額は約136億円、時価総額は585.6億円という規模感になります。2019年12月の単体業績予想は売上17.7億円となり前期比36.0%増、経常利益は1.63億円の赤字から5,000万円の黒字となる予想が出ていますが、この事業感からするとかなり欲張りな上場になりそうです。2019年12月期の予想される利益で計算するとPERは1,000倍を超えることになります。

今後の成長をどこまで見越すかですが、かなり割高感のある上場ではあります。IPO時の初値はほとんどの企業で上がることが多いですが、今回の場合はどうでしょうか。本日の市場でみるのを楽しみにしていたいと思います。

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