大きな手数料に注意
2019.9.10

株式会社AWARDです。

本日は自分自身の失敗談からくる金融商品購入時に気を付けたいことをご紹介したいと思います。

まずは為替手数料


今回のお話の発端はベトナム株の購入をしようとしたところから始まります。最大手のネット証券であるSBI証券では、様々な国の個別株の取引をすることができます。今回は新興国の株式を日本から購入するという経験をしてみたく、ベトナム株を10万円ほど購入しよう、と思い立ちました。まずはベトナム株を購入するわけですから、証券会社でベトナムの通貨を購入しなくてはなりません。そこでベトナムの通貨であるベトナムドンに10万円ほど両替しようとしたわけです。

ここで為替の手数料の高さに驚かされました。現在10,000ベトナムドンは、約46円です。これに対してSBI証券が設定しているベトナムドンの為替手数料は、片道で2円。つまり、10,000ベトナムドンを購入するには約48円がかかり、これに対して10,000ベトナムドンを円に換えるときには約44円にしかならない、ということになります。ということは、

4円(往復の手数料)÷46円×100%
=約8.7%

為替の手数料だけで往復8.7%も手数料がかかるのがベトナムの個別株の取引だったことになるわけです。

最低手数料の高さ


しかし、経験としてベトナムの個別株を買ってみたかったため、まずは10万円分をベトナムドンへと換えてみました。そこでお目当ての株を購入しようとしたわけですが、ここでさらに重大な事実に気づきます。

ベトナム株は、最低手数料がかなり高い

ということです。ベトナム株の手数料は約定代金の2%(税込2.16%)というのは事前に見ていたので、《為替で8%以上、さらに売買で4%か、長期投資じゃないとかなり厳しいな》とは思っていたのですが、最低手数料を見落としておりました。SBI証券で設定されている最低手数料は、

1,200,000ベトナムドン

この金額を10,000ベトナムドン=46円で日本円換算すると5,520円となります。つまり、一回の売買で最低でも5,520円の手数料がかかるということです。ということは、10万円の株式を買って売却するのに1万円以上かかりますし、3銘柄に投資した場合、3万円以上の手数料が最終的にかかります。なお、『売却代金が最低手数料に満たない場合、約定代金の50%(税込54%)が手数料となります』という恐ろしい文面もありました。

ここで10万円程度の資金でお試しでベトナム株をやると20%近くの手数料が為替と売買でかかってしまうことがようやくわかり、購入をあきらめたのでした。

事前に調べるのが大切


さて、今回のベトナム株の売買では改めて手数料を意識することの大切さがわかりました。よくよく見れば証券会社のウェブサイトに記載があるのですが、前のめりで手続きを進めていると気付けないところだったりします。これは日本株や投資信託、保険商品の場合も同様なのではないでしょうか。

ベトナム株ほどではないほどにせよ、どんな金融商品にも手数料はあります。金融商品から得られる期待利回りが限られている以上、こうした手数料は利益をあげる上では重要視するべき部分です。ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。

なお、最後になりましたが、SBI証券はなかなか個別では取引できないベトナム株を購入できる貴重な証券会社です。少額での取引や短期での売買が難しいだけで、非常に貴重なオプションを用意してくれている大好きな証券会社であることを申し添えておきたいと思います。

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