高配当株は得か?
2019.9.4

株式会社AWARDです。

株式を持っていると得られる恩恵の一つに、配当金があります。株を保有していると一定期間毎に株主に対して分配される配当金。もらえるときっと嬉しいのではないでしょうか。しかし、たくさん配当を出している高配当株が、必ずしも良い株とは限らないことには注意が必要です。

配当金とは?


配当金は、株式を保有している企業に利益が出た際に、利益の一部を株主に還元するために支払われる分配金のことです。 利益が出たから必ず支払われるものではなく、また、配当金の金額も銘柄ごとによって異なります。

現在日経平均株価、つまり日本の代表的な225社の会社の株の平均を持っていると得られる配当利回りは約2%です。銀行預金の金利が0.001%といった超低金利になっていることを考えると、かなり魅力的な利回りですよね。そして、会社によってはさらに高い配当を出しており、

JT(2914)

日産(7201)

ソフトバンク(9434)

などは現在の株価を基準にすると、5%以上の配当がもらえる高配当株となっています。5%もの配当が貰えるのであれば、そうした株で配当生活をおくるのも夢ではないように感じます。

配当はどこからでている?


一方で上場会社の中でもほとんど配当は出していない会社というのも存在しています。それでは、配当を出していない会社は配当を出している会社に比べて魅力のない会社なのでしょうか。わたしは必ずしもそうだとは思っていません。配当というのは企業の出している利益が源泉となっているため、その企業が出た利益を次の成長に繋がる投資に使いたいと考えている場合には配当をあまり出さないケースが多いからです。

投資の考え方に複利という考え方がありますが、成長中の企業は利益を配当として分配するのではなく、そのまま次の成長のための投資にまわすのが最も企業の成長にとっては良いはずです。そのため、高配当株は成熟している企業が多い傾向があります。企業としての次の成長への投資よりも、株主への還元を重視している会社であることを示しているとも言えるでしょう。

株主優待も同様


ちなみに配当と同様に株主優待も企業の利益から出ているものになります。本来株主に帰属している利益が、配当や株主優待という形で還元されているだけですので、株主優待目当てで株式を買うというのは本質的ではないかもしれませんね。しかし、配当や株主優待というのはもらえるとやはり嬉しいものです。こうした条件があることによって結果的に長期投資が実現できるのであれば、投資の成績の向上につながる可能性はあるのではないでしょうか。配当や株主優待の本質を知り、株式投資をする際の情報の一つとしていただければと思います。

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