貯蓄と投資のバランス②
2019.8.24

株式会社AWARDです。

本日は昨日に続いて貯蓄と投資のバランスについてです。昨日は、投資をする前にまずは一定の安全資産(現預金)の確保が重要であることをお伝えさせていただきました。本日は年齢に応じたリスクの取り方やポートフォリオの組み方についてなどをご紹介させていただきます。

年齢とリスク資産の割合


一般的に年齢が若ければ若いほど、投資にまわして良い資産の割合は高くなると言われています。その理由としては、若いほど長い期間の運用が可能であるため高いリスクをとったとしても最終的に資産が殖えやすいこと、そして引退までに働ける時間が長いため残りの人生で稼ぐお金の総額が大きいことが挙げられます。

年齢に応じてリスク資産の割合を減らしていく場合には、下記のような式でリスク資産の割合を決めるという案が知られています。

リスク資産の割合=(80-年齢)%

または、

リスク資産の割合=(100-年齢)%

この式に数字を当てはめると30歳の方はリスク資産の割合を50~70%ほどにすると良く、50歳の方はリスク資産の割合を30~50%ほどにすると良いことになります。人生100年時代という言葉を最近よく耳にしますが、今の時代に合っているのは下の式と言えるかもしれません。

しかし、年齢に応じてリスクを下げるというのはあくまでも一つの考え方です。資産というのを代々引き継いでいくという視点を持つと、必ずしも高齢になったときにリスク資産の割合を減らす必要はないとも言えます。本質的に考えれば、いつであってもすぐ使うお金以外はリスク資産として持っていた方が資産は大きくなることが期待できるからです。

資産の分散


リスク資産をどのくらいの割合で持つかを決めたら、そこから必要なのが分散投資の考え方です。なにか一つのものに集中して投資をするというのはリスクが高く、分散して投資をするのがお勧めです。安全といえる企業の株であっても1社に集中して投資するのはハイリスクです。

個別の株は値動きが激しいのに加えて、経営危機になったり上場廃止になったりする可能性もあります。安全と言われる株式であっても個別株に投資する限りは高いリスクを持っており、それはJAL・東京電力・東芝などの事例からも学ぶことができます。

そのためリスク資産を持つことを決めたら、その資産をどのような割合で分散して持つかを決定していく必要があります。国内債券、国内株式、外国債券、外国株式などが基本にはなるでしょうが、個人の嗜好に応じて事業投資、暗号資産、金なども対象に入ってくることでしょう。一つの資産クラスに固めるのではなく、求めるリターンと負えるリスクを勘案しながら資産を組み上げていくと良いでしょう。

本日は年齢に応じたリスク資産の保有割合についてと、資産の分散についてご紹介させていただきました。正しい考え方を知ることで、正しい運用に近づくことができますし、過大なリスクを負うことを避けることができます。ぜひ参考にしていただければと思います。

カテゴリーから記事を探す