VCの役割
2019.8.19

株式会社です。

VCというのはベンチャーキャピタルの略称となります。未上場の企業が多額の資金調達を行った、などといったニュースが出るときに見かけますが、どのような役割を持った機関なのでしょうか。本日はVCの役割について見ていきたいと思います。

VCとは?


VCはベンチャー企業などの未上場企業に対して出資を行います。未上場時に出資を行い、上場後に株式を売却したり、投資先の事業を売却することで出資額との差額を利益として得ることを目的とした機関となります。

VCの役割としては主に以下の3つがあります。

・投資先企業への出資

・成長支援

・株式売却による資金回収

ただお金を出すだけでなく、出資したあとにその企業がきちんと成長したり上場に向かって進んでいけるようにサポートするような役割も持っています。また、VCは投資を行うにあたり、ファンドを組成し投資家から資金を集めることもあります。この場合は、上場や売却によって回収した資金はファンドへ出資してくれた投資家たちへ分配することになります。

銀行との違い


さて、こうして見ていくとVCはベンチャー企業にとって大事な資金調達先であり、事業を成長させていく上で支援を受けることができるパートナーでもあることがお分かりいただけるかと思います。ただ企業にとっての資金調達の方法と言えば、もっとも一般的でわかりやすいのは銀行からの借入ではないでしょうか。銀行との借入とVCからの出資を受けるのではどういった違いがあるのでしょうか。

VCからの出資を受ける場合には、株式をVCに買ってもらうことで資金調達をすることになります。株主資本(エクイティ)と引き換えに資金を得る方法であり、企業からしてみれば上場したり事業売却を成功させない限り、返す義務が発生しないお金になります。ですので大量の資金を体力に不安があるベンチャー企業が調達するのには向いている方法になります。

一方で銀行からの資金調達は借入金、つまり負債(デッド)を負うことを意味します。借り入れたお金は返す必要がありますので、ベンチャー企業にとっては返済の費用負担が重くのしかかってくることになります。

こうした差があるために、ベンチャー企業はどちらの資金調達をどのタイミングで使うかを検討しながら運営されているということになります。ただし、VCからの出資を受けるというのは、メリットだけではなく、デメリットも存在します。明日はそうしたVCから出資を受けるメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

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