NISA 制度が延長するかも?【資産運用】
2016.4.30

株式会社AWARDの渡邉です。4月も最終日となりGW突入ですね。さて、そんな中、資産運用のことで1つ良いニュースを目にしました。金融庁が NISA の恒久化を検討しだしたそうです。今までは2023年までしか継続するのが確定していなかった制度ですので、こちらが恒久化となれば小額の投資はますますやりやすくなっていきます。

NISAは小額投資非課税制度と呼ばれ、1年あたり120万円の投資に対する利益を最大5年間非課税にする制度です。2014年1月から始まった制度になりますが、15年末の利用残高は6兆円を超えたそうです。大口の投資家にはあまり影響を与えませんが、小額から投資を始めたい方にとってはかなり使える制度です。

本来投資で得た利益には20%ほどの税金がかかってきます。100万円を投資して、1年で仮に200万円になった場合には、税金として20万円を納めなければならないことになります。しかしNISA口座を使用すると、この本来納めるはずの税金がゼロになります。1年で見るとそれほど大きな差はつかないかもしれませんが、長期で考えるととても大きな差になります。

20%の税金というのは、投資の際の利回りを20%下げてしまうのと同じことになります。5%ずつ毎年利益が出る商品があったとするならば、利回りが4%になってしまうということです。年間100万円ずつ運用資金を増やしながら20年間運用を行った場合で考えると、

《20年間4%で運用した場合》 3316万円
《20年間5%で運用した場合》 3737万円

と約400万円もの差がついてきます。最初の1年の差は100万円に対して1万円しかなかったものが、長期で考えると大きな差になるということです。NISAの制度上ずっと全ての運用を非課税にすることはできませんが、20%の税金を回避できるというのは大きな意味を持つのではないでしょうか。

さてそんなNISA口座ですが、政府としては2020年の東京オリンピックの時に25兆円くらいまで残高を増やしていきたい思惑があるようです。NISAというのは貯蓄から投資へ、という政府からのメッセージであるとも言えます。次回はもう少しNISA口座が身近になるように制度のことを詳しく解説していきたいと思います。

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