証券会社の安全性
2019.8.16

株式会社AWARDです。

金融機関といえばお金を預けるところという印象があるかと思います。そんな金融機関の種類としては、銀行、保険会社、証券会社といったところが挙げられます。この中でも、証券会社の安全性について本日は特にピックアップしてお伝えさせていただきます。

金融機関のセーフティーネット


銀行のセーフティーネットといえば預金保険制度、保険会社のセーフティーネットといえば、保険契約者保護機構といったところが存在しています。銀行の例でいえば、各銀行に預けた元本1,000万円までとその利子は保護されることになりますし、保険会社の例でいえば責任準備金(将来の保険の支払いに充てるために積み立てられている部分)の90%までが保護されることになります。

これに対して証券会社はどうやってお金を保護しているのでしょうか。実は証券会社は顧客の資産をすべて『分別管理』しています。そのため証券会社が破綻しても顧客の資産はすべて守られることになっているのです。

証券口座の仕組み


まず、証券会社に口座を開設すると、顧客ごとに取引や資金を管理する口座がつくられます。その口座で管理されている資金や株式は、証券会社自身の財産とは区分され、別々に管理することが法律で義務付けられています。また、証券会社に預けてある現金や株式は、

現金⇒信託銀行

株式⇒証券保管振替機構

が投資家や証券会社に代わり管理します。そして、こうした資産を守る仕組みが正常に働くように内部・外部から厳しい監査を受けているのです。そのため、万が一証券会社が経営破たんした場合でも顧客の資産は安全に守られるようになっています。

ちなみに、過去に山一證券が廃業したときのケースでは、顧客の資産は他社へ移管され、顧客の資産は守られることになりました。もちろん証券会社が破綻することで経済的には荒れるため、保有している株式の価値が下がることなどはありますが、預けているお金や株式自体は守られると考えておいて良いでしょう。

証券会社が最も安全?


銀行や保険会社は、基本的に顧客の資産を内部で投資・運用しています。そのため、顧客資産の分別管理は一部を除いてされていません。財務体質など厳しくチェックされている金融機関ではありますが、その観点からいうと実は銀行・保険会社・証券会社の中でお金を預けていて最も安全なのは証券会社と言えるかもしれませんね。

安心して投資をするためにも証券会社のお金を保護する仕組みはぜひ知っておいていただければと思います。

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