株式会社AWARDです。
昨日は会社で企画した東京証券取引所の見学ツアーでした。普段ニュースで目にする証券取引所の実際を見ることができ、参加なさった皆様も楽しめたようです。実は世界でも有数の証券取引所である東京証券取引所。本日はその役割と世界での位置づけについてご紹介したいと思います。
日本の証券取引所
日本には、以下の4つの証券取引所があります。
・東京証券取引所(東証)
・名古屋証券取引所(名証)
・福岡証券取引所(福証)
・札幌証券取引所(札証)
昔はもっとたくさんありましたが、大きい証券取引所に吸収合併される形で、数が減ってきました。かつて日本でも2位の規模を誇った大阪証券取引所も東京証券取引所と2013年に合併しています。上記の4つの中で圧倒的に大きいのは東京証券取引所であり、わたしたちが売買する株式はほとんどが東京証券取引所に上場している銘柄かと思います。
そんな東京証券取引所にも4つの市場があり、具体的には、
・第一部(東証一部)
・第二部(東証二部)
・マザーズ
・JASDAQ(ジャスダック)
となります。それぞれの市場ごとに役割があり、国内を代表する企業が上場する第一部、中堅企業が上場する第二部、新興企業が上場するマザーズやJASDAQといったように特徴が異なっています。
世界での東証の位置づけ
このような証券取引所ですが、もちろん日本だけにあるのではなく世界中に存在しています。2019年5月末時点での世界中の証券取引市場の時価総額ランキングを見てみると、
1位 ニューヨーク証券取引所
2338銘柄 2,482兆円
2位 NASDAQ
3,071銘柄 1,181兆円
3位 東京証券取引所
2,630銘柄 578兆円
4位 ロンドン証券取引所
1,158銘柄 509兆円
5位 上海証券取引所
1,472銘柄 501兆円
となっています。東京証券取引所は第1部と第2部の合計の数字となっています。
1位と2位は米国の証券取引所ですが、実は東京証券取引所は世界でも3位に位置づけられる証券取引所なのですね。銘柄数で他の市場と比較してもかなり多いことがわかります。先進国の中でも日本の証券取引市場は良い環境にあると言えるでしょう。
折角証券取引市場が発達している国に住んでいるわけですから、資本主義社会の恩恵を受けるべく投資は上手に活用していっていただきたいと思います。証券取引市場にアクセスするためには、まずは証券口座を開設するところからスタートです。こうした投資を始めてみるというところのサポートも弊社ではさせていただいておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。