株式会社AWARDです。
最近人気が高まっている投資商品の一つにETFというものがあります。本日はこのETFという商品の魅力についてご紹介したいと思います。
ETFとは?
ETFとはExchange-Traded Fundの略で、日本語では上場投資信託と呼ばれます。投資信託、と付く通り様々な商品に一度に投資ができる投資信託としての性質を持っていますが、同時に株式などと同様に証券取引市場での取引が可能であるという特徴を持っています。
通常の投資信託であれば、リアルタイムでの売買はできずに1日1回決まる価格で売買をすることになります。ETFですと証券取引市場でリアルタイムで売買されているため、自分が売買したいタイミングで注文を出せばそのときの価格で売買することができることになります。
ETFのメリットは
ETFは様々なメリットを持つ、優れた商品です。例としては、
・多数の企業に少額から分散投資できる
・海外株式や金などにも投資ができる
・倒産リスクがない
ことなどが挙げられます。
ETFは様々な指数に連動した値動きをします。現在、国内で取引できるETFは7月16日時点で234種類あり、運用先も豊富です。この種類は年々増えており、
2009年:82種類
2014年:163種類
2019年:234種類
と10年ほど前と比べても2倍以上の本数となっています。
また最近ですと、証券会社を通して海外市場に上場しているETFにもアクセスができるようになってきているため、それも含めると投資できる対象のETFはかなりの数に上ることになります。
ETFのデメリットと使い方
ではETFにはデメリットがないのでしょうか。デメリットはメリットの裏返しとなり、
・多数の企業への投資となり優秀でない企業にも投資することになる
・指数の動きに連動するため面白味がない
・リアルタイムに売買する手間がかかり積立設定などができないことが多い
などでしょうか。これらのデメリットは裏を返せばメリットでもありますので、どのように活用するかが最も大切です。
ETFは日本銀行やGPIF(年金積立金管理運用機構)なども購入しており、自分のコアとなる資産を投資するには比較的安全性も高く優秀な投資先となります。ぜひ上手に資産の中に取り込んでいただければと思います。