集中投資と分散投資
2019.7.23

株式会社AWARDです。

集中投資と分散投資。投資の仕方としては一般的には分散投資の方が良いと言われています。なぜ分散投資の方が良いのか、本日はその理由についてご紹介したいと思います。

リスクを集中させない


分散投資の方が良いとされる最も大きな理由は、リスクを分散させることができる、という点にあります。一つの投資対象に集中して投資を行うと、その投資対象がダメになってしまったときにすべてのお金を失うことになってしまうからです。お金の格言に、

卵を一つのカゴに盛るな

というものがあります。これはまさに分散投資の大切さを謳ったものであり、一つのカゴ(投資対象)に資産を集中させていた場合、なにかがあれば、卵(資産)はすべて割れて失われてしまうということを表しています。

景気の変動に強い


また、一般的に投資対象というのは景気の影響を受けやすい商品が多いです。例えば株や不動産などは、景気が良くなると価格が上がり、景気が悪くなると価格が下がります。つまりこうした資産のみを保有していると、景気次第で自身の資産総額が大きく変動することになります。景気が良いときは気にならないでしょうが、ひとたび景気の悪い時期に入れば含み損を大きく抱えるような事態にもなりかねません。

こうした景気の変動に対応するために有効なのが、景気が悪いときでも安定した収益を生むような投資対象を自身の資産の中に組み込むことです。それは債券であったり金であったり確定利回り型の保険かもしれません。こうしたものは景気変動に関わりなく収益を生み出す性質を持っていることが多く、景気への感受性が高い資産とともに持つと資産の安定を図ることができます。

集中投資が有効な場合


上記のような理由から世の中的には分散投資が推奨されることが多いですが、一方で集中投資の方が良いというプロも多くいらっしゃいます。なぜかと言えば、本当に良い投資対象が分かっている場合、資産をわざわざ分散させることで生まれる収益の額を小さくしてしまう可能性もあるからです。世界一の投資家のウォーレン・バフェット氏の名言に、

分散は無知に対するヘッジだ

といったものがあります。自分自身がなぜその投資先に投資をしているのか、どのくらいの収益が得られるのかといったことが分かっている人であれば、分散投資をするのではなく、本当に良いとお思う投資対象に大きな資金を投下するのも良いということですね。

結局のところ、投資は目的があってこそのものです。一般的に分散投資が良いと言われるのは、誰でもできる無難な投資方法だから、と言うこともできるでしょう。なんのために資産運用を始めたいのか、そのためにどのくらいの努力ができるのか、使える資金量はどのくらいか、といったことによっても方法論は変わってきます。資産運用を始める際には、ぜひそのあたりについて深く考えてみてはいかがでしょうか。

ただ、はじめての方には、『無知に対するヘッジ』=『分散投資』を強くお勧めさせていただきます。

カテゴリーから記事を探す