機関投資家とは
2019.6.21

株式会社AWARDです。

機関投資家、という言葉をご存知でしょうか。世の中の投資市場を動かしているのは、主に機関投資家と言っても過言ではありません。どのようなところが機関投資家と呼ばれるのかと、その特徴について知っておきましょう。

機関投資家=大口投資家


機関投資家と呼ばれるのは、

・生命保険会社

・損害保険会社

・信託銀行

・年金基金

・共済組合

・農協

・政府系金融機関

など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う超大口の投資家のことになります。日本の年金積立金を運用している、GPIFなども機関投資家ですね。こうした金融機関を含む機関投資家の顔ぶれを見ると、どこも非常に多くの運用をしているのが想像できるのではないでしょうか。少なくとも数十億円程度の資金を運用していることが基準になると言えます。

市場を動かす機関投資家


機関投資家は大量の資金を持っているため、その売買傾向は市場に多大な影響を及ぼします。実際のところ日本の株式市場における売買代金の約8割が、機関投資家に関わるものだとも言われているのです。機関投資家が行う運用は、明確な投資プランやルールに基づいて行われることが多いです。そのため、市場の方向性を決定づけたり、こう着状態を作る原因にもなりやすくなります。わたしたち、個人投資家が市場で利益を上げるためには、ある機関投資家の動向を気にしている必要があると言えるでしょう。

ただし、大量の資金を持つ機関投資家だからこそ、個人が対抗しやすい分野もあります。それは、小さい時価総額の会社の株式の売買などです。機関投資家は大量の資金を運用しなくてはならないため、自身がどこかの銘柄の株式を購入するだけで、その株の価格を大きく上げてしまう恐れがあります。そのため、一つの基準として時価総額が100億円以上の会社の株式というのが売買の対象になるのです。つまり、時価総額が100億円を割る中小小型株の売買に関しては小回りの利く個人投資家の方が動きやすいと言えるのではないでしょうか。

日本の株式市場


現在日本の株式市場で特に大きな存在感を持っているのはGPIFと日本銀行です。この2つの機関投資家は定められたルールに従いながら、日本株を大量に買っています。GPIFは一定割合で日本株の保有を続けるのみですが、日本銀行は金融緩和の一環として、日本株のETFを購入することで間接的に日本株を買い続けているのです。こうした動きを知っていることも、日々株式の売買をする際には大切なことと言えるでしょう。

世の中の市場の動き、ひいては経済の流れを左右する機関投資家という存在についてぜひ知っておくと良いのではないでしょうか。

カテゴリーから記事を探す