株式会社AWARDです。
投資の王道といえば株式投資ですが、お金をふやすという観点では誰にでもお勧めすることはありません。実際に国が推奨しているiDeCoやつみたてNISAの中身として購入できるのは投資信託ですし、個別銘柄への投資はハードルが高いと考える方は多いのではないかと思います。しかし、そんな株式投資だからこそ得られるメリットは多くあります。本日はそんなことをご紹介させていただきたいと思います。
世の中のことがよく分かる
まず、株式投資を始めてみると驚くのが、こんなにもたくさんの上場企業が世の中には存在しているのか、ということです。5月30日時点で日本の証券取引市場に上場している銘柄数は何銘柄だと思いますか?
その数はなんと、
3,664銘柄
にも上ります。その中には、トヨタ自動車やNTTや任天堂など知っている企業から名前も聞いたことがないという企業まで様々な企業が存在しています。こうしたたくさんの企業がやっている事業を調べるだけでも、社会や世の中の仕組みについての理解が深まるのではないかと思います。
経営者の視点が持てる
また、株式投資というのは、ある種で経営者の視点になることでもあります。日々の値動きを表すチャートだけを見て投資を決める場合にはあまり関係ありませんが、多くの株式投資家は企業研究を行います。今後の売上高の推移、営業利益の推移、会社が持つ資産、そしてやっている事業の将来性。こうしたことを考えた上で、自分の資金を株式に投資していくことになります。
基本的には上場企業は利益を出し続けなければ上場を維持できませんから、全体的に株式市場に投資していれば長期的にはほとんどの場合で利益を出すことはできます。しかし、個別銘柄への投資では投資先の企業の倒産や上場廃止、M&Aによる合併など様々な事例を経験する可能性があります。そうしたことも踏まえると、株式投資というのは経営者の視点でしっかりと会社を見極めることが大切になってきます。
企業への親近感が湧く
そして、株式投資をしていると個別の企業について良く知ることになるので、その企業に対して親近感が湧くことになります。例えば投資している企業にお勤めの人に出会ったとしたら会話が弾むことになるでしょう。また就職活動や転職活動をするという方は、対象に上場企業が含まれるのであればぜひ株式も見てみると良いかと思います。株式投資をしながらの企業研究は、上記でも述べたように大いにはかどるのではないでしょうか。
投資信託にはない株式投資の特徴としては、銘柄によっては株主優待が得られるというのもあります。楽しく株式を持ち続けることができ、結果的にそれが利益にも繋がるのであればとても良いですよね。
このように多くの魅力がある株式投資。投資信託と比較して絶対に儲かるといったものではないのですが、株式投資にしかない醍醐味はいくつも存在しています。気になる方はぜひ少額からでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。