年齢と資産運用
2019.5.29

株式会社AWARDです。

資産運用をするのにあたって、年齢によって相応しい運用の仕方は変わってくるのでしょうか。本日は年齢に応じた資産運用というテーマについてご紹介させていただきます。

若いときほどリスクを取る?


一般的に言われている話として、リスク資産をどのくらいの割合で持つか、というのは下記のような計算式で表すことができると言われています。

(100-年齢)%

つまり、30歳の方ですと、70%はリスク資産、60歳の方ですと40%をリスク資産ということになりますね。この計算式によると年を重ねるほど資産全体におけるリスク資産の割合は下げていくことが推奨されることになります。

一般的にリスク資産というのは価格変動リスクを負っています。例えば2008年にあったリーマンショックのときなどは、株式などのリスク資産は1年で50%以上値下がりしました。こうした価格変動のあとでも時間をかければ資産は回復します。実際に国内株式も外国株式もすでにリーマンショックのときの水準よりもはるかに高い値まで成長しています。

つまり価格変動はしたとしても、時間をかければリスク資産は回復するもの、と考えることができます。だからこそ運用に長い時間がかけられる若い方ほど高い割合をリスク資産に振り分けるのが良いとされているわけですね。ちなみに、最近では高齢化に伴い、(120-年齢)%の計算式の方が良いのでは、といった声も出てくるようになっています。

資産額に応じても割合は変わる


ただし、こうした割合はあくまでも一般論であって、総資産の額によっても適切なリスク資産の割合は大きく変わってきます。例えば日本円にして9兆円以上の資産を持つと言われている世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏は、自分がいなくなったら資産の90%を米国の株式に、10%を現金や米国債で保有するようにと家族に伝えています。これだけ見るとずいぶんとリスク資産の割合が大きく見えますよね。しかしバフェット氏の資産は9兆円以上ですから、この割合で分けたとしても現金や米国債といったリスクの低い資産が手元に9000億円以上残るわけです。それだけ低リスクの資産があれば、米国株が一時的に下落したとしても余裕をもって回復を待つことができそうですよね。

つまり、資産が多ければ多いほど、リスク資産の割合は増やしても大丈夫だということです。家全体でどのくらいの資産があるかによってもリスク資産の割合を検討していければ良いのではないでしょうか。

資産運用の期待値は高い


基本的に資産運用から得られるリターンの期待値は高いです。現預金で持っていても金利はほとんどつかないのに対して、株式や不動産はただ保有するだけでも平均して4~9%程度のリターンが見込めます。ただし、このリターンを得るためには価格変動のリスクを許容しなければなりません。

どのくらいの額の資産であれば価格変動のリスクを許容することができるかや、自身が運用できる期間も十分に検討すれば、どんな年齢でも後悔しないで資産運用を行うことができるのではないでしょうか。

(100-年齢)%もしくは(120-年齢)%という一般論もぜひ参考にしてみてください。

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